コーラで晩酌

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初心者のためのギター講座:第1回 初心者は教則本をしないほうがいい

※あくまで個人的な意見ですので参考にするかしないかは個人でお任せいたします。

 

ギター講座と書いていますがベースも同じです。

 

 

 性格に似合わせた練習


ギターを始めたい人や始めたけど何したらいいかわからない人は多いと思います。
そういった人はわかない為、初心者セットについて来た教則本にや初心者というタイトルの教則本に走ると思います。
しかしそれはよくないと私は思っています。

まずあなたはどのような性格でしょうか?
電化製品などの機械を買った時に説明書を最初から読み込むタイプですか?それとも感覚で使い始めてわからないとことが出て来たら説明書を読むタイプですか?
ほとんどの人が後者だと思います。
後者がギターの時だけ説明書を読み込む方法をとったところで性格的に合うわけがないのです。
前者の場合は基礎からじっくりとやっていくのは性に合ってると思うので教則本をやっていいタイプですが。

 

 

 最初の壁Fコード


Fコードが最初の壁と言われていてそこで挫折して辞めたって人は多いと思います。
FコードやBコードでなどのバレーコードはコツを掴めばすぐに弾けますがコツを掴まなければなかなか弾けないものだと思います。
そこで止まって先に進めずギターを辞めるって人は多いですが、なんでそんな状況になるのでしょうか。
そこが弾けないだけで?と言うのがギターを続けている人からの意見だと思います。
なぜなのか。それが教則本の落とし穴だと思います。

初心者用の教則本の落とし穴
初心者用の教則本の最初は、ギターの構え方や、ピックの握り方、弦の張り方など必要な知識が書いてあると思います。
そこは是非読みましょう。そしてそこを読んでしまった後は一旦教則本から離れるべきだと思います。

初心者用の教則本をもう何年も読んでないのでこれは完全に記憶に頼っていますが教則本の流れは大体こんな感じだったと思います。

ドレミファソラシドの単音練習

運指パターンの練習(1234、2134、2314などの全パターン下降上昇練習)

バレー以外の基本的なメジャーコードの練習

パワーコードの練習

Fコードなどのバレーコードの練習

大体こんな感じの流れではなかったでしょうか?
パワーコードのところは順番が前後したかもしれませんが。

先ほど説明した説明書を読まずに感覚で電化製品を触るタイプの人がこれで練習して来て楽しいと思うでしょうか。

ギターを始める時のイメージは曲を弾くものってイメージが強いと思いますが曲を全く弾いてないのでイメージの差が強いと思います。
それでFでつまずいて次に進めないから曲を練習するページまで進めない。嫌気がさして辞めるってのがFで挫折する人だと私は思っています。

 

 

 
初心者のための練習方法


それで私がお勧めする初心者の練習方法を説明します。
書店で初心者用のタブ譜集などで一番自分が弾きたい曲が多く入っている本を選んで書いましょう。
2000円〜3000円くらいしますが、700円するタブ譜を1つ買うよりも安いです。
どうしてもって人は初心者用のタブ譜集に入っている曲で自分が弾きたいと思う曲のタブ譜をネットで探しましょう。

タブ譜集を買えばタブ譜の読み方は説明されていると思うので説明を見ましょう。ネットで探した場合はタブ譜の読み方をここでは書かないので(後日書くかもしれませんが)ネットでそれも探しましょう。

自分が弾きたい曲を練習しましょう。
最初はゆっくりでもいいので弾いていけば徐々に早く弾けるようになります。なのでゆっくりゆっくりやっていきましょう。
弾けるようになったら次の曲をと言う風にやっていくのが一番いいと思います。
この方法でしていけば徐々にではありますが曲を弾けるようになります。弾ける曲も増えていくと思います。
自分が好きな曲を弾けるよになるって楽しいと思いませんか?

基礎練はウォーミングアップ
それでも基礎練を全くしなくていいといわけではないです。
基礎練を上記の練習の前のウォーミングアップとして5分から10分毎日やっていくだけでも上達のスピードは違うと思います。なので毎日ウォーミングアップとしてやっていきましょう。
それくらいであれば苦にはならないはずです。

二つを組み合わせてやっていけば上達してくはずですのでまず最初の方の練習の参考にしてもらえれば幸いです。

 

 

 どうしてこんな練習方法なのか

なんでこんな方法をとるのかという質問をされる前に記載しておきます。
ギターというのをスポーツに置き換えて見ていきます。
ゴルフやスケートなどの幼少期より習いに行く特色が強いスポーツというよりはメジャーな野球、バスケ、サッカーなどのスポーツです。
それらのスポーツをクラブチームや部活動に入る前に基礎練をするって人はどれだけいるでしょうか。
ほとんどの人は小学校の休み時間や体育の時間にざっくりなルールを習って試合をして楽しいから入るものだと思います。
チームや部活にはいったあと、強くなりたいから素振りをする。強くなりたいからシュートの練習をするなどはあっても入る前からそれをする人はごく僅かでしょう。
ならギターも同じではないでしょうか?
まず始めに楽しく思えるように曲を弾けるようになる。もっと上手くなりたいと思って基礎練や運指練習をした方が身に入ると思います。

そういった理屈です。

ただこの方法はあくまでこれは個人で練習していく場合です。
習いに行って講師に教えてもらうって場合はその人の教えに従うべきだし、その人が教えてくれるからつまずくことも少ないので楽しいと思えるのはすぐにくると思われますので。

今回はここまで。

 

 

 練習方法まとめ


1、初心者にも弾ける曲で自分が弾きたい曲を探す、
2、その曲をゆっくりでも弾けるように練習する
同時にウォーミングアップとして初心者用の教則本を10分程度毎回してく。
3、弾きたい曲を徐々に早く弾けるようにして原曲のスピードで弾けるようにする
4、その曲弾けるようになったら次の曲を練習する。
5、上手くなりたいと思ったら基礎練や運指練習を始める。