しばらく忙しく更新できておらずに申し訳ありません。
今回はバンドなどの音楽活動をする上での広告についての話です。
マスメディアの変化
皆さんがマスメディアと聞いて一番に思い浮かぶものは何でしょうか。
多くの人はテレビだと思います。
そのテレビの接触時間の変化についてまず話します。
まず2009年頃まではマスメディア全体の接触時間に対するテレビの割合は50%を超えていました。(全年齢で見た時の話なので、若い世代20~30代に限定すると結果は違いますが)
それが年々減少していき2017年現在の調査だと40%を切っています。
主にスマホ、携帯、パソコン、特にスマホ携帯が一気に増加しています。
遅れているテレビ
そしてテレビはインターネットに後れを取っています。ニュースになるようなことが起こって現場に駆け付けるTV局に対し、現地にいる人のSNSやTwitterでの書き込みの方が情報の鮮度は高いです。
メディア関係者がTwtitterでニュースになりそうなことに対して取材させてくださいというリプを送っているのをTwitterをやっている人でした見たことあるでしょう。
さらにTVの内容でも話題の動画とかそんなコーナーでTwitterやYouTubeで話題になっている動画などを紹介するなどTV局はインターネットを追いかけるみたいな状態になっています。
TVCMで売り込む必要がなくなった時代
ここまで何が言いたかったのかわからないと思いますが、言いたかったのはTVCMという広告が不必要な時代になって来ているということです。
バンドやシンガーソングライターとして一番の広告はTVCMだったと思います。
PVビデオが流れ、「〇〇(バンド名)、2ndアルバム〇〇(アルバム名)〇月〇日リリース」みたいなCMです。
レーベルと契約しているアーティストでレーベルが金を出してくれるから出来ることであって、TVCMなんて莫大なお金が掛かってペーペーのアーティストは出来ることではないです。
しかし時代が変わりぺーぺーのアーティストでも広告が出来るようになったのです。
YouTubeの動画広告
動画を見ようとしたときに最初に5秒でスキップできる動画広告をよく見ると思います。YouTuberの方が収入を得るための仕組みですが、逆にお金を払えばあそこに表示できます。
1再生広告するのに〇円といった料金形式ですが、30秒再生されずスキップ擦れれば1再生にあたりません。年齢、興味、時間などの条件指定も出来るのでターゲットを絞りマーケティングできます。
10000再生達成するのに8万円くらいで出来るので、1再生辺り大体8円です。50000再生だと35万といった感じに安くはなります。
最初の5秒で相手を掴む楽曲を作り上げることが出来れば、ファンは増えていくと思います。
8万円が高いか安いかは人それぞれだと思います。
3万円のノルマの掛かったライブを3回するよりは安いです。
新規の動員が見込めない、いつもと同じみないな無意味なライブを3回するより、動画広告の方が得だと私は思います。
例えばキャパ1000人の箱で3回しても最大3000人にプロモーションすることになります。
動画広告の場合、無限大ににプロモーションが出来ます。(興味ない人は最初の30秒足らずでスキップするため。)
更に動画の再生数ってある意味ステータスのような意味を持っていると思います。再生数が多い=いい動画のように。
再生数が増えているととりあえず見てみようとなる人も出てきますし、広告で悪いことはないと思います。
プロモツイート
他の方法としてTwitterのプロモツイートなどもあります。
プロモツイートの値段は1200円から出来るようです。
プロモツイートはアクションを起こした場合にお金を払うといった形になっているので、動画が再生されたらだったりフォローワーが増えたりだったりツイートが表示されたらだったりその状況によって変わってきます。
3000円で31000のインプレッションみたいです。
こちらは表示回数なのでそこから興味を持たれるかは別の話ですが、YouTubeよりも手軽に安い値段で広告できます。
本気ならマーケティング
本気で売れたいと思うならライブをすることだけにお金をかけるのではなく、自分たちを売り込むマーケティングにお金を回した方がいいと思います。
5万使って北海道に飛行機で単発ライブしに行くより、5万使って広告したら交通費+ギャラが出るくらいの知名度になる可能性だってあるのです。
本気で売れるなら我武者羅にライブするだけではなくどのように売れるか考えていくべきだと思います。