岡崎体育さんが「bitfan」というシステムを導入して、炎上していました。
個人的にはとてもいいシステムだと思ったのですが、日本では認められないだろうと思っていました。そしてやはり炎上しました。
bitfanとは
bitfanのホームページを見てみると"熱量”を形にと書いてあります。
「熱量=アーティストにお金を使った額」と説明できます。
グッツやCD購入など購入することによってポイントが貯まり、ポイントによってファンクラブのランクが変動。ランクによって特典が受けれるといったシステム。
クラウドファンディングに似たシステムだなというのが個人的な感想です。
なぜ叩かれるのか
クラウドファンディングに似たシステム。日本じゃあまり普及していませんが、海外だとCD制作の為、MVを取るためにクラウドファンディングを行うなどしているため、海外じゃウケが良さそう。
日本初のシステムと書いていた為、もしかしたら海外では結構利用されているのかもと思いましたが、情報を見つけれませんでした。
非難の声を見てみると、「ファンに優劣を付けること」への非難。「使いたくてもお金を使えない人がいるのにそれを置き去りにしている」という非難。
声を大にしては言いませんけどそんな非難「くそくらえ」と思います。
これが今回のタイトルのことです。
クリエイターが求められているもの
クリエイターが世間の人から求めらえているものは夢だと思います。
クリエイターが作るものは楽しんだり現実とは違う世界に連れて行ってくれたりとある意味夢だと思います。
逆にお金というのは人間の醜い部分という考えが一般的です。ある意味夢の反対側とも取れます。
そんな夢を与えくれるものだからお金を稼いではいけないといった風潮を感じます。ただ稼いではいけないという風潮があるのにはもう一つ理由があるのではとも思っています。
お金=苦労して手に入れるもの
クリエイターというのは好きだからこそ就く職だと思います。
好きなことして稼ぐというのは許されないと思われているのでしょう。
これは多くの成功者が言っていることですが、日本ではお金というのは苦労して手に入れるものという考えが広くあります。
苦労して手に入れたお金だからこそ価値があると。
お金だけではなく、『若いうちの苦労は買って出てもしろ』というように苦労するということは美徳のようになっています。
苦労することがいいという世間に蔓延している空気がブラック企業をはびこらせているのだとも考えます。
話がそれました。
つまり苦労してお金を稼ぐことがよいとしている世の中。その世の中で好きなことして稼いでいる=楽に稼いでいるということで、クリエイターはお金を稼いではいけないという風潮があるのだと思います。
本当に楽しているのか
ならクリエイターは楽をして稼いでいるのでしょうか。
クリエイターが好きなことで稼いでいるというのは頷けます。
しかし、それが楽をして稼いでいるということにはならないと思うのです。
むしろ好きな職に就けなかった人のひがみという印象の方が強く感じてしまうのです。
クリエイターになるのは簡単なことではありませんし、努力してきた結果です。
好きだからそれに時間を費やしてきたとはいえ、多大な時間を費やしてスキルを上げてきた。
そしてようやくプロのクリエイターとしてお金を稼いでいくようになる。
好きなことで生きていく
「好きなことで生きていく」といっていたYotuberの方々がいます。
例えばHikakinさんはYutuberとして国内トップだと思います。
彼は好きなことで生きていますが、日常のほとんどを動画づくりで生活しています。
好きだからこそ楽に出来ているように見えるだけで、決して楽なことではありません。
クリエイターはもっとお金を貰うべき
世の中にいい作品を増やしたいならクリエイターにお金を与えるべきだと個人的には思います。
クリエイターがお金の為に作品を作っていないとはいえ、クリエイターにも生活があります。よりよい生活というのはよりよい作品に繋がる可能性が高くなると思っています。
過酷な環境の方がいいと思っている人も勿論いるのですが。
しかし少なくともクリエイターも生活があるのでよりお金を何とかしようと思うのは仕方ないと思います。
ただお金を貰うだけでなくファンに対価があるこの「bitfan」のようなシステムはもっと容認されるべきだと思います。
さらに言えばクリエイターがお金を稼ぐことに対して非難の声が少なくなることを願います。