話が上手い人の特徴
・話の上手い人は道案内が上手。
・話の上手い人は桃太郎の紙芝居を4枚で完結できる
そして話の上手い人はどういった人かということを考えました。
桃太郎を4枚で話せる能力
なにか漫画の能力者みたいになりましたが、桃太郎を4枚で説明出来るというのはどういうことか。
4枚という限られた中で説明するということは、必要な情報と不必要な情報を取捨選択出来るということだと思います。
ここが『紙芝居』ということことは、紙芝居の絵を描く場面も選ばないといけないということです。話というのは長ければ多くの情報を語れると思いますが、話が長いというのは大切な情報とそうでない情報をわかりにくくします。
なにか情報を伝える場合はなにが重要かはっきりさせることが大切だと思います。はっきりさせるためには
・話を簡潔にして不必要な情報を言わないようにする
・話の中に重要な情報は繰り返し出し、印象を強くする
などが有効的だと個人的には考えています。私もブログを書くときに気をつけています。
特に簡潔に伝える事というのは日常生活では多くあると思います。
会議などの意見の発言。学校であった人もいる◯分間スピーチ。面接などです。桃太郎の紙芝居の話はそう言った簡潔に重要なものをまとめるのが上手い人の話はわかりやすいと言っているのだと思います。
道案内が上手い人
道案内に関しても同じことだと思います。
例えばこんな道で道案内をするとします。
この道をまっすぐいくとコンビニがあるのでその道を右折してしばらく歩くと目的地が見えてくる。
といったような道案内でも目的地多分辿り着けると思います。
さらに◯mと大体の距離を伝えよりわかりやすいものになると思います。
下手な人というのは多分無駄が多い説明になるのではないでしょうか。
この道をまっすぐいくとガソリンスタンドがあって車屋がある、その先にラーメン屋があってその次のコンビニを右折する。
右折すると病院があって本屋があってネットカフェがあって目的の場所に付く。
これは大げさにしすぎたかもしれませんが、コンビニを右折ししばらく進めばつくという情報を回りくどくしすぎてどの建物が大切なのか言葉だけだとわかりにくいと思います。長くなると聞いている方は集中力が掛けます。
建物が多く出てきたことでどの建物が目印になるか忘れる可能性が更に高くなるでしょう。
コンビニが2つある場合だとラーメン屋のとなりのコンビニをという説明は必要になるでしょうがコンビニが一つしかないのならコンビニと言えば伝わるでしょう。
このように簡潔に出来る部分を簡潔にする能力がある人が話が道案内が上手い人なのだと思います。
話が上手い=話が面白いなのか
話が上手い人の話は面白いのかというとそうとは限りならいと感じます。
話が面白い人が話をする時は話が長くなることが多いと思います。
それは何故か?
面白い話というのは物語を聞かせるからです。
もっというとイメージを話すことで伝える。
5W1Hを明確に伝えることでイメージしやすくなります。
小説が面白いのは読むことで想像し、頭の中で映像が動いているからではないでしょうか。
それを話すということでやっているのが落語だと思います。
時そばという演目
落語は話が長いです。1回の演目で基本的には10分〜20分。長ければ1時間かかる演目もあります。
ざっくりと伝えようとしたら短く伝えることができます。
落語の『時そば』という演目をご存知でしょうか。
「いまなんどきだい」って言うセリフが有名な演目です。
知らない方は動画を見てみると面白いと思います。
それをざっくり伝えるとするならこんな感じだと思います。
蕎麦屋にある男がやってきた。その男は食べている最中お世辞を並べていた。
食べ終わって勘定をする時に、小銭は間違えるといけないからといって、店主の手に小銭をリズムよく手渡してました。
「一二三四五六七八、今、何どきだい?」
「九つで」
「十、十一、十二……」と言った感じに誤魔化した。
それを見ていた間抜けな男は真似をしようとした。
次の日、同じように最初から真似したが受け応えの違いに苦労していた。勘定も同じように小銭をリズムよく手渡した。
「一二三四五六七八、今、何どきだい?」
「四つで」
「五六七八」
と余計に払ってしまうというものです。
簡潔にしようとすれば短く表せます。
たったこれだけのことを長く喋っているのに面白い。
細かく説明し、身振り手振りでイメージを伝えているから聴いてる途中で集中力が書けることがない。話に夢中になっている。だから面白い話になっているのだと思います。
イメージを伝える話は面白い
話す時にイメージを伝えるということはなんともない話も面白くするということも出来ると思います。
例えなので結構適当ですが、「コンビニで万引きしてる中学生みたいな人を見かけたから止めたんだ」という話をしたとしてもふーん、そうなんだって感じで終わりると思います。
それを面白く感じさせるように話すとすると
「この間の休みに小腹が空いたからコンビニに行ったんだよね。
家から一番近いのがセブンだったからそのセブンに入って自動ドアから真っ直ぐ進み1つのレジの前を通りもう1つのレジの近くにあるアイスのところに行ってどのアイスにするか選んでた。
アイスの後ろの棚って結構お菓子の棚でしょ?そこもお菓子の棚だった。
そのお菓子の棚のところに垢抜けない中学生くらいの男の子がいて、キョロキョロと辺りを見渡してて挙動がおかしかったから横目で見てた。
そしたら、その子が、お菓子をズボンのポケットの中に入れただした。
あ!!!!!って思って思わず『君!』って声をかけたんだ」
結構適当に書きましたが、この後どうなったんだって先が気になる話になったと思います。
(これはあくまで話し言葉をイメージして書いているので書き言葉としては変な点があると思います。)
また話すときは抑揚だったり、会話は会話してる風に話すことなどを気をつけるとさらに面白さが増すと思います(落語のように)。特に会話で進めれる部分は会話がいいと思います。
井戸端会議をしていたって伝えるよりも、井戸端会議の内容を会話してる風に話すなど。
過去の話をするときの裏技
過去の話をするときは「このあいだ」と最近の話のように話始めると、面白くなると明石家さんまさんがラジオで言っていました。
その話を聞いてさんまさんの話すことを聞いているとたしかにこのあいだと話始めることが多いと思いました。
あれだけ多くのバラエティで笑いを取ってきた人の裏技。たったこれだけでも話すことの面白さに差がでるのかと感心しました。昔の話をするよりも最近の話ということにして親近感みたいななのを出すのかと思いました。
話を面白く話すときは細かく伝えることが大事でそれで話が長くなります。しかし、話が下手で面白い話を長く話すことはマイナスにつながるものとだと思うので気をつけたほうがいいと思います。
特にこのブログ呼んでる方は音楽している人が多いと思います。
そういった方はライブのMCの際面白い話が出来るようになればいいなと思っています。
ライブのMCは面白いか、宣伝かどちらかじゃないと興覚めするものだと思います。
また音楽関係じゃなくても話すときに少しでも役に立てればと思います。