コーラで晩酌

音楽とかギターとか初心者に向けた教則記事だったりコラムだったりエッセイだったり

今の時代にCDを作るということについて

ためになることを書こうと思ってしまってブログの更新が滞っていたため、

ためになるよりも書きやすい内容や面白そうな内容を書いていこうかと思いました。

なので本日は散文です。

 

CDの必要性

とある書き込みがありました。

内容は大雑把に言うとこんな感じです。

「CDが必要とされていない今の時代CDが売っている意味が分からない」というものです。

確かにこの方の言わんとしていることはわかります。 

 

CDを再生させるCDプレイヤーが家にある人はあまりおらず、

それでCDを聴いている人などほとんどいないでしょう。

今もまだCDを買う方の使い道は基本的にはCDをパソコンに取り込み、

パソコンからポータブルオーディオプレイヤーに入れる物だと思います。

 

そんな時代にCDが売れないというよりはCDが売っている意味が分からにということらしい。

 

確かに言っていることはわかります。

 

ネットでデータで買える時代です。

しかし、それでも未だにCDを購入している人がいます。

私個人的にはCDは好きです。

 

アナログの良さ

CDが好きな身としては

音楽は無形物ですが、CDという固形物があることで集めているという気持ちなる。CDを棚に並べているというのはフィギュアを棚に飾っているのと近いものだと思っています。

CDだけにある、ジャケットや歌詞カードなどデザインが好きだったり、曲を聴きながら歌詞カードを眺めるというが好きです。

CDショップ、中古のCDショップでもいいですが、ジャケットを眺めて良さそうと思ったものをジャケット買い出来るのもCDならではないでしょうか。

(データだと視聴ができるので)

 

アナログにはアナログの良さがあると思います。

 

逆にデジタルにも良さはあります。

CDを買うにはショップに行かないといけないし、CDをネットで頼んでも配達まで時間はかかる。データの場合いい音楽あったらすぐ購入できる。

CDを保管するというのは1枚ならそうでもないですが、その数が増えるとスペースを取られてしまします。そのスペースを取られないなどです。

 

CDが好きだからCDがいい人もいればCDじゃなくてもいい人がいる。

これは仕方ないことだと思います。

本にしたってそうだと思います。

本として手元に置いておきたい人もいれば電子書籍としてデータで持っていたい人もいます。

 

 

最高率を考えるとCDを作る必要はあまりありません。CDは作る側からしてもデメリットが大きいのです。

 

制作側のデメリット

まずCDを製作するということはそれに材料費がかかってしまいます。

CDの代金。ケースの代金。歌詞カードやジャケットの代金。

それだけで多少価格が上がります。

シングルCDが大体3曲入りで1000円くらいします。

しかしデータで買うとなると1曲200円×3で600円で済みます。

材料費がかかり値段が上がるということはそれだけで売りにくくなります。

 

さらに在庫の問題があります。

CDはまとめて製作して売りさばきます。その方が単価が安くなるためです。

1000枚製作して全部売れれば追加で製作ということになりますが、売れなければ在庫として抱えることになります。CDショップは売れ残ったものをずっと置いて置くようなことはしないので返品します。

在庫として抱えることは制作費が無駄になり、さらに会社に所属しているバンドとなると会社には税金がかけられます。

デメリットが大きいので無理して作るものではないのです。

 

なぜ未だにCDなのか

これまでの話でCDというのは無駄が多いと感じるでしょうし、CDを製作するメリットが少ない。製作する意味がないと感じるものだと思います。

なぜそんなCDを製作しているのか?

これはあくまで個人的な意見で、絶対にそうとは言い難いですが、

バンドをやっている人というのはCDが好きだからじゃないでしょうか。

私自身がバンド活動してく中で、初めて自主制作したCDが完成した時の感動は今でも覚えています。

CDというものにこだわるのは時代遅れかもしれませんが、CDを手に取るということをした人たちはCDが好きな人が多いと思います。

バンドをやっているやってきた人たち、一部のCDが好きな人たちのために、多少リスクやコストをかけてまでもCDを製作しているのだと個人的は思っています。

 

CDに付加価値をつけることに関して

CDの付加価値ってどういうことかわかりやすくいうと

・インストアイベントの参加権利

・ライブの先行抽選の権利

・握手券

こういった付加価値です。

CDが好きだからという理由で製作しているのになぜCDに付加価値を付けるのか。
そういった疑問を持つ人は多いと思いますし、数年前には大量のCDが捨てられて問題にもなっていました。

付加価値をつけることに関してどう思っているのか申し上げますと私自身はアリだと思っております。

CDが好きな人はというのは本当に一部だと思っています。

レコード会社はあくまで会社。慈善活動をやっているわけではありません。

そんな一部の人のためだけにCDをつくるというのは余りにも割に合わないと思います。

音楽を買う手段はCDとデータがある中で、データの方が安くCDの方が高いという状態になっています。

その差額をCDの材料費と考えるにはあまりに高いと思います。

その料金分の付加価値というのがむしろあって当たり前だと個人的には考えています。

ただその権利をどう使うかというのは消費者の勝手なので付加価値のことを責めるのはおかしいです。

何回も握手する為にCDを大量に購入するという行為というのは、ソシャゲで何回もガチャを引くとなんら変わりない行為と思います。

ただ大量のCDをかって邪魔だから捨てるというのは個人的に胸糞悪いことですが。

 

どのようなことでも過剰すぎることというのは非難され、問題になると思います。ほどほどが大事ですね。

 

身の回りに溢れてる付加価値

付加価値について触れておくと、身の回りには意識しないだけで付加価値をつけて売っているものというのは意外と多いと思います。

そういったものを探すのも面白いかと思います。

バンドだったり音楽だったりをやってく中でそういった観察眼は役に立つと思うので。

 

文章が長くなりましたのでこの辺で。

プロになりたいという動機

このブログのアクセス解析を見てみると

 

30代 バンド 始める

30代からギター 遅い?

 

といったワードで検索かけて読まれているみたいです。

最近のアクセスの6割ちょいはその記事みたいです。

 

音楽を始めるのに早い遅いはあるかといって実際の年齢についてはあまり言及しませんでしたが、やはり30代、40代の方はバンドやギターを始める年齢を気にするようですね。

 

前の当該記事で趣味なら関係ない。プロ志向なら気にかける必要はあるといいました。

ただ、プロになる手段って今はいくらでもあるので努力次第ではプロになれると思います。

 

 

そこでプロになりたいという人はどうしてなりたいかという点がその努力のモチベーションを管理するのにつながると思います。

 

モテそうだから

まずモテそうだからという理由でバンドをはじめ、モテそうだからという理由でプロになる。

モテるかモテないかで言ったらプロはモテると思います。

バンドやっている姿がカッコいいってなっても20代、30代と年齢を重ねるごとに結婚を意識した恋愛になってきます。

その時に一番のマイナスは経済力がないとい点。(ダメ男を養ってあげたいという願望を持つ女性もいるのですがそれは特殊ということで…)

しかしプロとして音楽で暮らしていけるくらいお金を稼いでいれば経済力がないということにはならないのでマイナスにはならず、バンドやっている姿がカッコいいというだけでモテます。

例え不細工でも一度ステージ上でカッコいいと思われれば補正が入り普段でもカッコいいと思われます。

カッコいいステージを作る必要がありますが。

 

しかし、実際バンドにお金をつぎ込み、バンドに時間をつぎ込み、モテるようになるまで努力できるかといったら難しんじゃないんでしょうか。

そちらに努力するよりは、エステだとかサロンだとか美容院だとかにお金と時間を使う方が早いと思います。

そこに行くまで何年かかるかわからないというのが一番の問題じゃないでしょうか。

1年で売れっ子になるバンドもいれば十何年としてようやくデビューするという人もいます。

努力次第と言ってしまえばそれまでなのですが、モテるためという不純そうな同期でバンドをはじめた人がそれほどの努力を出来るのか疑問が残ります。

 

 

お金持ちになりたいから

次に多そうなのがお金持ちになりたいから。

ほんと大物バンドは自家用ジェットをもってそれで渡米したり、レコーディングを海外でするとかそういったイメージがあると思います。

 

しかしバンドと売れていてもそういったバンドは本当に一握りだと思います。

むしろバンドとして稼いでいるというよりもそれ以外で稼いでいるほうが多いのではないでしょうか。

 

CDが一枚売れてもCDショップ、会社がほとんど持っていくのでバンド、アーティストに入る印税は10%にも満たない6%くらいだったと思います。

アルバム一枚3000円くらいで1枚約180円くらい入ってきます。去年のオリコン入ってたバンドのRADWIMPSの君の名は。の売り上げが351,811枚らしいので、計算すると約6332万円がバンドに入ってきます。CD一枚だけでこんなに稼げるからいいだろうと思われるかもしれません。

 

ここに作詞作曲では別に印税が入ります。カラオケで歌われても印税が入ります。

1回歌われるたびに6、7円だったと思います。

君の名は。の映画の効果もあり前々前世が年間カラオケランキングのトップに入っているためたぶん印税で億近くいっていると思います。

 

しかし、そこまで売れたバンドだけがそれだけもらえているというだけで実際のバンドはここまで稼げていない人がほとんどです。

稼げる人は一握り、そこまでたどり着けるかわからない。お金持ちになりたいからとバンドをやる人はある意味宝くじを狙うようなものだと思います。

バンドやっている時間を研究や勉強に回し全力で株、FXなどでプロのトレーダーになったり、研究を重ねて競馬や競輪、競艇をしプロのギャンブラーなったりする方がバンドで金持ちになるよりはるかに希望があると個人的には思います。(生半可な努力だとどちらも失敗するでしょうが)

 

なぜならバンドは自分が好きな曲が売れるという訳ではないからです。

リスナーがいて初めて売り上げに繋がります。

自己満足ではだめで、どういった曲を求めているかが一番重要になります。日本でメタルを売り出してもあまり売れないですが、北欧ではメタルは売れるがポップはあまり売れない。韓国ではK-POPと言われるEDMぽい音楽が売れるでしょうが、バンドはあまり売れない。

その地域によって売れるバンドは変わってきます。

日本はその中でもちょっと特殊だと思いますがその話は別の機会に。

 

普通に働いていても億という年収を得られる人は本当にごく一部でしょうが、バンドをしていても同じです。

バンドだから簡単に金持ちになれるという人はいないと思います。

 

音楽が好きだから

ではどういった人がプロに向いているかというと音楽が好きだからという人だと思います。

音楽が純粋に好きという人がデビューするものだと。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように好きなものは上達が早いです。好きだからそれだけそのことに費やす時間が長くなるからですね。

好きなことをしてお金をもらえるのだからプロになったらうれしいことしかありません。(音楽を創らないといけない、作れるまで缶詰にされるといったことはあるでしょうが)

プロになる前はお金をかけてツアーをしていたのがプロになるとツアーをしてお金をもらえるようになります。

バイトで稼いだお金や貯金から回してツアーをしていたのが、無料でライブが出来てさらに給料という形でもらえるのです。CDリリースするのにお金を負担してもらえるなど音楽にかかっていたお金が大幅に減ります。それで機材をそろえるなどプラス面しかありません。

しかし音楽をあまり好きじゃないって人だとそれがうれしいと思えないはずです。

そのためモテたいから、お金持ちになりたいからという目標を達成するまでのモチベーション維持が難しいと思います。

 

 

プロフェッショナル

どの業界もそうですがプロというのは簡単になれるものではなく、その道をきわめて人がなるものだと思います。

好きこそ物の上手なれという言葉通り好きな人ほど極めると思います。

ただ娯楽を提供する側のプロは好きだけでは難しいと思います。

娯楽って不景気時には売れないし、不景気でも買ってくれる人がいないとやっていけません。

自分の好きなものをやっているだけではプロにはなれません。人が求めているものと自分が作りたいものの境界線をしっかりと線引きし、人が求めているものを提供して初めてプロと呼べると思います。

アーティストが出来るマーケティング

しばらく忙しく更新できておらずに申し訳ありません。

今回はバンドなどの音楽活動をする上での広告についての話です。

 

マスメディアの変化

皆さんがマスメディアと聞いて一番に思い浮かぶものは何でしょうか。

多くの人はテレビだと思います。

そのテレビの接触時間の変化についてまず話します。

まず2009年頃まではマスメディア全体の接触時間に対するテレビの割合は50%を超えていました。(全年齢で見た時の話なので、若い世代20~30代に限定すると結果は違いますが)

それが年々減少していき2017年現在の調査だと40%を切っています。

主にスマホ、携帯、パソコン、特にスマホ携帯が一気に増加しています。

 

遅れているテレビ

そしてテレビはインターネットに後れを取っています。ニュースになるようなことが起こって現場に駆け付けるTV局に対し、現地にいる人のSNSTwitterでの書き込みの方が情報の鮮度は高いです。

メディア関係者がTwtitterでニュースになりそうなことに対して取材させてくださいというリプを送っているのをTwitterをやっている人でした見たことあるでしょう。

さらにTVの内容でも話題の動画とかそんなコーナーでTwitterYouTubeで話題になっている動画などを紹介するなどTV局はインターネットを追いかけるみたいな状態になっています。

 

TVCMで売り込む必要がなくなった時代

ここまで何が言いたかったのかわからないと思いますが、言いたかったのはTVCMという広告が不必要な時代になって来ているということです。

バンドやシンガーソングライターとして一番の広告はTVCMだったと思います。

PVビデオが流れ、「〇〇(バンド名)、2ndアルバム〇〇(アルバム名)〇月〇日リリース」みたいなCMです。

レーベルと契約しているアーティストでレーベルが金を出してくれるから出来ることであって、TVCMなんて莫大なお金が掛かってペーペーのアーティストは出来ることではないです。

しかし時代が変わりぺーぺーのアーティストでも広告が出来るようになったのです。

 

YouTubeの動画広告

動画を見ようとしたときに最初に5秒でスキップできる動画広告をよく見ると思います。YouTuberの方が収入を得るための仕組みですが、逆にお金を払えばあそこに表示できます。

1再生広告するのに〇円といった料金形式ですが、30秒再生されずスキップ擦れれば1再生にあたりません。年齢、興味、時間などの条件指定も出来るのでターゲットを絞りマーケティングできます。

10000再生達成するのに8万円くらいで出来るので、1再生辺り大体8円です。50000再生だと35万といった感じに安くはなります。

最初の5秒で相手を掴む楽曲を作り上げることが出来れば、ファンは増えていくと思います。

8万円が高いか安いかは人それぞれだと思います。

3万円のノルマの掛かったライブを3回するよりは安いです。

新規の動員が見込めない、いつもと同じみないな無意味なライブを3回するより、動画広告の方が得だと私は思います。

例えばキャパ1000人の箱で3回しても最大3000人にプロモーションすることになります。

動画広告の場合、無限大ににプロモーションが出来ます。(興味ない人は最初の30秒足らずでスキップするため。)

更に動画の再生数ってある意味ステータスのような意味を持っていると思います。再生数が多い=いい動画のように。

再生数が増えているととりあえず見てみようとなる人も出てきますし、広告で悪いことはないと思います。

 

 

プロモツイート

他の方法としてTwitterのプロモツイートなどもあります。

プロモツイートの値段は1200円から出来るようです。

プロモツイートはアクションを起こした場合にお金を払うといった形になっているので、動画が再生されたらだったりフォローワーが増えたりだったりツイートが表示されたらだったりその状況によって変わってきます。

 

3000円で31000のインプレッションみたいです。

こちらは表示回数なのでそこから興味を持たれるかは別の話ですが、YouTubeよりも手軽に安い値段で広告できます。

 

 

本気ならマーケティング

本気で売れたいと思うならライブをすることだけにお金をかけるのではなく、自分たちを売り込むマーケティングにお金を回した方がいいと思います。

5万使って北海道に飛行機で単発ライブしに行くより、5万使って広告したら交通費+ギャラが出るくらいの知名度になる可能性だってあるのです。

本気で売れるなら我武者羅にライブするだけではなくどのように売れるか考えていくべきだと思います。

音楽理論は必須なのか

楽器を初心者のだったり理論を覚えてない中級者だったりからよく言われるのが理論を覚えた方がいいですか?ということです。

やはり音楽を初めて理論という存在を知った時や、ある程度楽器を弾けるようになって余裕が出てきたら覚えた方がいいのかと疑問が浮かぶのだと思います。

 

必須ではない理論

結論から言いますと音楽理論を学ぶことは必須ではないです。したいことによって覚える必要性は大きく変わってきます。

 

あなたはオリジナルの曲を作りますか?

オリジナルのソロを弾きますか?

アレンジをしますか?

耳コピのスピードを上げたいと思いますか?

 

上のすべてがNoの場合理論を覚える必要性が全くないです。

いずれかもしくはすべてが当てはまる方は覚えると得をすると思います。

 

 

そもそも音楽理論とは

構造や手法を説明しているものです。

つまりコードやスケールなどを深く見ていくのです。

ある程度ピアノやギターが弾けるようになっていると、コードの抑え方はわかって来ると思います。そのコードがなんでそういう抑え方になるのか構成する音についてみていくのです。

理論を覚えることで得することは

 

コードの抑え方を自分の抑え方に出来る

聴こえ方のいいコード進行を理解出来る

聞こえの悪い音を除外できる

 

などです。(わかりやすくしようと思いましたが逆にわかりにくいかも…)

 

音楽理論が必要のない人

上のすべてがNoの場合、理論を覚える必要性がないと言いましたが、遠まわしで伝えていたものをはっきり言いますと、

コピーしかしない人

です。

コピーしかしない人が悪いとは言いません。コピーバンドを組んで楽器を楽しんだり、好きな曲をコピーして楽器を楽しんだりと楽しみ方は人それぞれなので。

オリジナルのバンドをしてても曲を自分で作らない人は半分コピーバンドをしているのと同じようなものなので同じです。

曲を作らないのであれば譜面通りに弾けばいいだけです。耳コピをするにしても時間をかければ出来るようになりますし、耳が慣れれば必要はないです。

それに理論は自然に身につくものでもあります。

 

自然に身につく理論

理論が自然に身につく?

と疑問符を浮かべる人もいると思いますが、理論は自然に身に付きます。

例えばコード進行。曲を幾つもコピーしていると同じようなコード進行があると思います。そのコード進行の法則性を細かく1から説明しているのが理論なのでぼんやりとでもよく使われる進行は頭に入ってきます。

他にもスケールなども自然と身に付きます。ギターソロはスケールをなぞっているだけのフレーズも多くあります。曲に合わない音も聞いているとなんとなくわかると思います。それがスケールアウトです。

このように幾つかの音楽理論は楽器をやっていくうちに自然と身についていくものです。勿論身につかない物もありますが。

しかしコード進行やスケールアウトなど曲を作っていく上で必要な最低限のものは身についていきます。

作曲している人が全員音楽理論を理解しているかというとそうではありません。特にバンドなど難しいコードやコード進行を使ってない人などは知らない人の方が多いと思います。かといって難しいコードやコード進行を使う方がいい音楽かと言われるとそうとは言えません。

どんだけ音楽理論を熟して作りこもうが受け手のほとんどは音楽理論をしらないので意味がありません。全く興味のない分野の研究論文を見たところで理解できないのと同じです。(駄目な部分はわかるものなので気を付けましょう。楽器や音楽理論を知らなくてもカラオケで音外したとかそういうのはわかるでしょう。)

余裕があるなら学ぶべき

結局どっちがいいってことなのかとうと、コピーしかしないって人以外は学んで損はないと思います。

作曲するにしろアレンジするにしろ理論知っているからこそできるアプローチというものがあると思います。

自分のレベルアップをしたいのであれば学ぶべきものだとは思います。

このブログでも徐々に理論講座のようなものをやっていけたらいいなと思っております。

 

初心者のためのギター講座:第1回 初心者は教則本をしないほうがいい

※あくまで個人的な意見ですので参考にするかしないかは個人でお任せいたします。

 

ギター講座と書いていますがベースも同じです。

 

 

 性格に似合わせた練習


ギターを始めたい人や始めたけど何したらいいかわからない人は多いと思います。
そういった人はわかない為、初心者セットについて来た教則本にや初心者というタイトルの教則本に走ると思います。
しかしそれはよくないと私は思っています。

まずあなたはどのような性格でしょうか?
電化製品などの機械を買った時に説明書を最初から読み込むタイプですか?それとも感覚で使い始めてわからないとことが出て来たら説明書を読むタイプですか?
ほとんどの人が後者だと思います。
後者がギターの時だけ説明書を読み込む方法をとったところで性格的に合うわけがないのです。
前者の場合は基礎からじっくりとやっていくのは性に合ってると思うので教則本をやっていいタイプですが。

 

 

 最初の壁Fコード


Fコードが最初の壁と言われていてそこで挫折して辞めたって人は多いと思います。
FコードやBコードでなどのバレーコードはコツを掴めばすぐに弾けますがコツを掴まなければなかなか弾けないものだと思います。
そこで止まって先に進めずギターを辞めるって人は多いですが、なんでそんな状況になるのでしょうか。
そこが弾けないだけで?と言うのがギターを続けている人からの意見だと思います。
なぜなのか。それが教則本の落とし穴だと思います。

初心者用の教則本の落とし穴
初心者用の教則本の最初は、ギターの構え方や、ピックの握り方、弦の張り方など必要な知識が書いてあると思います。
そこは是非読みましょう。そしてそこを読んでしまった後は一旦教則本から離れるべきだと思います。

初心者用の教則本をもう何年も読んでないのでこれは完全に記憶に頼っていますが教則本の流れは大体こんな感じだったと思います。

ドレミファソラシドの単音練習

運指パターンの練習(1234、2134、2314などの全パターン下降上昇練習)

バレー以外の基本的なメジャーコードの練習

パワーコードの練習

Fコードなどのバレーコードの練習

大体こんな感じの流れではなかったでしょうか?
パワーコードのところは順番が前後したかもしれませんが。

先ほど説明した説明書を読まずに感覚で電化製品を触るタイプの人がこれで練習して来て楽しいと思うでしょうか。

ギターを始める時のイメージは曲を弾くものってイメージが強いと思いますが曲を全く弾いてないのでイメージの差が強いと思います。
それでFでつまずいて次に進めないから曲を練習するページまで進めない。嫌気がさして辞めるってのがFで挫折する人だと私は思っています。

 

 

 
初心者のための練習方法


それで私がお勧めする初心者の練習方法を説明します。
書店で初心者用のタブ譜集などで一番自分が弾きたい曲が多く入っている本を選んで書いましょう。
2000円〜3000円くらいしますが、700円するタブ譜を1つ買うよりも安いです。
どうしてもって人は初心者用のタブ譜集に入っている曲で自分が弾きたいと思う曲のタブ譜をネットで探しましょう。

タブ譜集を買えばタブ譜の読み方は説明されていると思うので説明を見ましょう。ネットで探した場合はタブ譜の読み方をここでは書かないので(後日書くかもしれませんが)ネットでそれも探しましょう。

自分が弾きたい曲を練習しましょう。
最初はゆっくりでもいいので弾いていけば徐々に早く弾けるようになります。なのでゆっくりゆっくりやっていきましょう。
弾けるようになったら次の曲をと言う風にやっていくのが一番いいと思います。
この方法でしていけば徐々にではありますが曲を弾けるようになります。弾ける曲も増えていくと思います。
自分が好きな曲を弾けるよになるって楽しいと思いませんか?

基礎練はウォーミングアップ
それでも基礎練を全くしなくていいといわけではないです。
基礎練を上記の練習の前のウォーミングアップとして5分から10分毎日やっていくだけでも上達のスピードは違うと思います。なので毎日ウォーミングアップとしてやっていきましょう。
それくらいであれば苦にはならないはずです。

二つを組み合わせてやっていけば上達してくはずですのでまず最初の方の練習の参考にしてもらえれば幸いです。

 

 

 どうしてこんな練習方法なのか

なんでこんな方法をとるのかという質問をされる前に記載しておきます。
ギターというのをスポーツに置き換えて見ていきます。
ゴルフやスケートなどの幼少期より習いに行く特色が強いスポーツというよりはメジャーな野球、バスケ、サッカーなどのスポーツです。
それらのスポーツをクラブチームや部活動に入る前に基礎練をするって人はどれだけいるでしょうか。
ほとんどの人は小学校の休み時間や体育の時間にざっくりなルールを習って試合をして楽しいから入るものだと思います。
チームや部活にはいったあと、強くなりたいから素振りをする。強くなりたいからシュートの練習をするなどはあっても入る前からそれをする人はごく僅かでしょう。
ならギターも同じではないでしょうか?
まず始めに楽しく思えるように曲を弾けるようになる。もっと上手くなりたいと思って基礎練や運指練習をした方が身に入ると思います。

そういった理屈です。

ただこの方法はあくまでこれは個人で練習していく場合です。
習いに行って講師に教えてもらうって場合はその人の教えに従うべきだし、その人が教えてくれるからつまずくことも少ないので楽しいと思えるのはすぐにくると思われますので。

今回はここまで。

 

 

 練習方法まとめ


1、初心者にも弾ける曲で自分が弾きたい曲を探す、
2、その曲をゆっくりでも弾けるように練習する
同時にウォーミングアップとして初心者用の教則本を10分程度毎回してく。
3、弾きたい曲を徐々に早く弾けるようにして原曲のスピードで弾けるようにする
4、その曲弾けるようになったら次の曲を練習する。
5、上手くなりたいと思ったら基礎練や運指練習を始める。

 

今更ながらの自己紹介

※2018/01/05追記

 

このブログ始めたのは去年の8月ですが全然更新してなくて現在7きじしかありません。

こんな記事数少ないブログでも今月のアクセスが半月で100人超えたみたいでありがたい限りです。

 

今更ながら自己紹介を多少しておこうかと思いました。

 

 

自己紹介

名前は霧雨 弥生(きりさめ やよい)です。このブログだけの名前なのでこの名前で活動はしていません。似た名前で活動していることはあるのですが全く同じではありません。

年齢は非公開にしておきます。

職業は詳細は伏せますがトレードと音楽関係の仕事をしています。

 

 

していること詳細

音楽関係でしていることは

自分のバンド→ギター。

バンドのサポート→ギター、ベース

レコーディング(演奏)、アレンジ→ギター、ベース

楽曲提供→作曲編曲

mix、マスタリング

レコーディング(エンジニア)

アートワーク制作

フライヤー制作

 

などが主です。

基本的に音楽、特にバンド関係での依頼ならなんでもやっています。

 

個人的にこのブログは趣味の範囲なので仮にブログが有名になっても自分の他名義の活動をあかすつもりはないですし、売名行為などもするつもりはありません。個人的にきかれて気が向いたら教えるかも知れませんが…。

 

また普段は別で働いていますがトレードもやっています。

やっている理由としては待ち時間で作業が出来るからです。

 

このブログについて

まずブログのタイトルについてですが何でこんなタイトルなのか謎だと思います。私にも謎です。

昔からブログタイトルというのを決めるのは苦手でどうしようと悩んでいた時にちょうどコーラで晩酌してたのですよ。(晩酌というか微妙ですが…)

だからコーラで晩酌ってタイトルでいいやという滅茶苦茶適当な理由でつけたので深い理由はありません。

個人的に家でお酒飲むという習慣がないってのもあります。

作業中お酒飲むとあまり良い結果が得られないので基本的に家では飲みません。普段はお茶ばかり飲んでいますがたまにコーラを特別に飲むので晩酌代わりになっています。

 

タイトルのことをだらだら書きましたがこのブログについて詳しく。

このブログは基本的に音楽関係の内容を書いていきます。内容は様々でコラムのような内容からエッセイ、また楽器の講座、MIX講座なども考えています。

楽器の講座やMIX講座とかは動画を作れたら動画を作りたいと思っていますが作る時間が取れるか微妙なところなので時間が出来たら動画まで作りたいと思っています。

 

音楽やっている人や音楽をやってみたいと興味を持っている人向けの記事を書いていきたと思っているのでそういう人が見てくれる内容を考えて書いています。

また質問がありましたら質問していただければそれについて書こうと思いますのでどんどんしてください。

 

そんな感じです。

 

と最初は音楽に関係することだけを書くつもりでしたが音楽に関係なくても面白そうなネタやタメになりそうなネタなら書いていこうと思い始めました。

 

 

とあるライブをしないでくれ記事に関して

数日前に動員が少ないバンドはライブをするな的な記事がバズっていました。

最初は記事の内容みんな見てなくてツイートしてるなと思いなんでそんなことになっているのか擁護しようと思っていましたが、その後の解説記事を見てわざと炎上させたみたいなのでそんな気持ちなくなりました。

 

ただ言ってたこと自体は100%間違ってるとは思いません。それについて自分なりの意見を。

 

問題の記事について

問題の記事を読んでいない方のために問題の記事の概要を説明しますと

 

・趣味バンド、ノルマなしのバンドは関係ない

・プロ志向でノルマ以下の動員しかないバンドが業界を腐らせている

・↑のようなバンドが一気にバンドしなくなれば出演者が激減して多くのライブハウスは潰れる

・残るのはいい箱だがその箱たちも生き残り合戦のためにサービス向上する

 

といったのもでした。

 

 

間違えとは言えない現状

実際ライブハウスのサービス、フード、ドリンクは悪いところが多いのは現実にあります。

集客の努力をしないでバンドから金をむしり取る箱も多いのは現実にあります。

そのためライブハウスのその記事の通りにノルマ以下の集客しか出来ないバンドが出演しなくなればバンドを食い物しているライブハウスやサービスの悪いライブハウスは一気になくなると思います。

ただそれでいいのか?というのが個人的な意見です。

 

 

 

若い世代が育たない

ノルマ達成できないバンドがライブしないという状況で出てくる問題で第一に思いつくのが次の世代の成長が見込めないことです。

好きなバンドのステージはかっこいいと思います。しかしそのバンドの人たちが最初からそんなスタージを出来ていたかというとそうではないでしょう。

いいステージングをするにはライブを見て勉強することも大事ですがライブをしてステージに慣れることももっと大事です。ライブは晴の場で今までの頑張りを披露するところだから練習の方が大事という意見もあると思いますがやはりライブすることは経験として必要なものと思います。

ノルマに満たないからでライブをする機会を潰すのは新しい世代の子を潰すことになると思います。

ノルマ満たないなら別の場所で(スタジオなどで)ライブをしろと言われてましたが、ライブハウスでやるのとスタジオライブをやるのとでは全然違うものです。

スタジオでライブをやるよりライブハウスでライブをやる経験は大切です。

例え集客できなくても勉強代で多少ノルマ払うことになっても経験しておくべきだと私は思います。

 

 ライブをすることで集客が増えるバン

今は駆け出しでノルマ達成できなくても次に繋がる可能性があります。

例えばネットにアップされている音源を聴いたがイマイチでライブを見に行こうと思わなかったが、ライブを見たらカッコよかったという経験はライブが好きでライブハウスに通っている人なら誰しもある経験だと思います。

音源は金をかければ音質は上がりますし、MVも金をかければいいものが撮れます。もちろん音質は悪くてもMVが微妙でもカッコイイ音楽はカッコイイこともありますが、それらが悪いと良さが半減もしくはそれ以下になります。

音源バンド呼ばれるバンドもいればライブバンドと呼ばれるバンドもいます。

ライブバンドであれば次に繋がる可能性は比較的高くいずれノルマ達成という形になるにせよ最初は達成できない状況だからしないでってなると達成まで行く難易度が一気に高くなります。

両方カッコイイのが理想なんですがね…。

 

 

さらにノルマ達成出来ないバンドが増える可能性

実際どうなるかなんて予想がつきませんし、あくまで机上の空論かもしれませんが、ノルマ達成出来ないバンドが増えれば出演バンドが減ります。その結果ライブハウスは経営破綻するところが増えていいところが生き残るという話でした。出演者が減ることで箱でイベントを開ける日数も減ると思います。極端な話ですが今まで10日のスケジュールで元を取っていた箱が5日しかスケジュールが埋まらなくなったらどうするか、真っ先にライブハウスのレンタル料が上がると思います。ライブハウス代が上がることノルマが上がることに繋がり余計にノルマ達成出来ない状況が起こるのではないでしょうか。

飲食物を提供するならコストが上がるしリスクが上がります。食べ物の提供を始めるならその食べ物を作るにも料理ができる人を雇う必要が出てきますし食べ物の材料を抱えるコストや期限切れの食材を破棄するリスクも増えます。

 

ざっと考えるとこんな感じの問題が思い浮かびました。

 

 

簡単にいうと音楽シーンの衰退

私が言いたいのは結局簡単いいうとノルマ達成出来ないバンドがライブをやらなくなると音楽シーンの衰退がさらに進むことに繋がるということです。

ライブハウスでライブすることが全てじゃなくてもライブハウスでライブをやることには意味があります。

個人的には100回スタジオで練習するより1回ライブした方が気付けるものがあると思います。(もちろんしっかり練習した上でのライブでの話です)

ライブのスケジュールが決まればそれがモチベーションにもなるでしょう。

たまたま対バンした人が自分の好みと似ていて意気投合して仲良くなって互いに切磋琢磨することに繋がることもあるでしょう。

ライブハウスが減ればそれが難しくなるのが現実でしょう。

 

 

今のままではいけないライブハウス

いくらノルマ自腹でライブしてくれるバンドがいるからといってライブハウス側がこのままでいいわけではありません。

ライブハウスが集客しないことに対して出演者が集客するのが当たり前と思われていますが自分の企画したイベントで集客をしない人がいるでしょうか?こんなイベント企画したから是非見てくださいって宣伝するのが普通のイベントじゃないでしょうか?

それがライブハウスが企画したイベントだけどノルマはバンドが払ってくれるから集客なんていいやってスタンスでやっているのが今のライブハウスブッキングのイベントです。そのスタンスを変える必要はあると思います。

 

そういった意味でのあの記事は正しいと思います。

あの方法でやって本当にライブハウスが改善されるかは謎ですが…。

 

 

今回はいつも以上の駄文になった気がしますが、

なによりもプロになるならいい音楽を作りいいライブをする。両方あればノルマは達成出来るのでそれくらい出来るようになるべきだとは思います。

 

新卒採用を捨ててフリーターバンドマンになるということ

新卒採用とフリーターバンドマン

春になり新しい生活が始まった人もいれば、これから新しい生活のために動いている人もいると思います。

バンドマンで言えばバンド活動を辞めて就活活動を始める人もいれば就活活動なんてそっちのけでバンド活動を続けている人もいるでしょう。

皆自分自身の人生なのでどちらが正解とは言えませんが、正社員になるかフリーターになるかそんな話です。


新卒というブランド

日本では新卒はブランドです。新卒というだけで需要があります。
新卒採用と中途採用は採用の目的が違うのです。
日本の新卒採用で求められるのは、ほとんどの企業では即戦力ではありません。(もちろん即戦力をもとめる企業もいます。クリエイター系の職種ではその傾向が強いです。)

日本の新卒採用では、即戦力となる技術よりも人間性が重視されるのです。
新卒者を時間を(3か月から1年程)かけて育成し戦力に仕上げる。それが日本企業のやり方です。
グローバル化に特に外資系などではそういった採用じゃないところも増えてきているのは事実です。しかし、未だに多くの企業では新卒ってだけで道が広がり有利なのです。

 

それがどういうことなのかと言うと、例えばシステムエンジニアの採用に応募しようとしたとき、中途採用では経験者もしくは資格保持者などが優遇されます。というよりもほぼそうじゃないと採用しないところが多いでしょう。

しかし新卒採用だと未経験者の文系の人も募集されてますし採用されます。未経験や学んで来てなくても仕事に出来るのです。(ただ、大学で学ぶ意味があまりわからないですが…。)

 

新卒なら大企業も狙える

今まで説明した通り新卒採用では即戦力を求められないので、上場企業も就職の視野に入れることができます。一流大学しかとらないというところもありますがそうじゃないとところもありあます。祖言った企業であれば有名企業に就職できます。

上場企業に就職することがステータスとは言いませんが、上場しているということはそれだけ安定性が望めると思います。

勿論人によっては中小企業や零細企業のアットホームな環境がいいという人もいるでしょうからどっちがいいとは言えません。

しかし上場企業の中途採用の募集を見てみるとほとんどが経験者採用になるので中途で狙うのは厳しいものになると思います。※サービス業に限っては経験者そうではない傾向が強いです。

即戦力を求めないが故に新卒採用は有名企業に就職するチャンスが十分にあるのです。 

 

週末バンドマンという道

ちゃんとした所に就職できれば就職したからといって、バンドが全く出来くなる訳ではないということです。完全週休二日制の企業に就職したなら週末は休みなのでバンドで集まることは可能ですし、ライブすることも可能です。

平日のライブが出来なくなる、ツアーが出来なくなるなどのデメリットはありますがそれはあまりデメリットになるとは私は思います。

昔ならライブは本数こなさないと知名度は上がらなかったと思います。しかしネットワークが発達した現代、ライブをしなくてもインターネットの力で知名度は上がっていくものです。

平日のライブより休日のライブの方が多くの人の都合はいいし集客も見込めます。

週末しかライブが出来なく、ライブがあまりできないけれどインディーズ界隈では有名で高い集客力を持っているバンドを幾つも知っています。

就職して安定した収入を持ちながらもバンドを続けることは出来ます。やる気があるなら週末だけでもバンドは出来るわけです。その延長でメジャーデビューのチャンスが到来してその道を選びたいというならそこで仕事を辞めその道に進めばいいのではないでしょうか?

仕事を辞めてメジャーに行ったが上手くいかず契約が切れて再就職しようとしたとき、前の職種は経験者なのでその職種の中途採用は有利に動けます。

 

家族を養えないという現実

運や実力でメジャーデビューを果たしたとして自分ひとり食べていく分は困らないと思います。しかし家庭を持ち養うと考えるとそれは難しくなってきます。いい待遇や高い売上を誇っているなどであればそれも可能でしょう。日本的に世界的に有名なアーティストとしてすぐ思いつく人達は自家用ジェットを持っていたり海外までレコーディングに行ったりとしているイメージでじゃないでしょか?そういった人たちも勿論いますしそれだけ売上を誇っています。

しかしそれは一部の人たちで現実を見るとメジャーデビューをし武道館で東京ドームでワンマン出来る人たちが解散しています。

それだけ音楽業界は厳しいものになっています。

 

メジャーレーベルと契約してる状態というのは成功のように見えますが、売上が悪ければすぐに切り捨てられます。特にその傾向が強い会社なども存在します。

つまりは契約社員状態です。

会社が必要ないと感じれば契約満期で切り捨てられます。

そんな状態で家庭を持つことは厳しいでしょう。メジャーデビューしていた人やメジャーデビューから有名シンガーのバックバンドをしていたが正社員として就職した人がバイト先の社員に何人もいました。メジャーデビューしてても家庭を持つと考えると厳しい現実があります。

更に結婚ということで言うと、自分の娘がいたとして名前を知らないメジャーデビューしているバンドの人に預けたいと思いますか?世間的にバンドマンには風当たりが強いです。

 

実は時間が無いフリーターバンドマン

 フリーターバンドマンになるメリットとして最初に思いつくのがアルバイトとして働いているから時間があるあるだろうという事だと思います。

しかし意外と時間がないものです。

フリーターであるから休みは取りやすいしツアーのために連休も取れるでしょう。しかしフリーターだろうと正社員だろうと生活していくにはお金が必要です。アルバイトというのは基本的に正社員よりも給料が低いですしボーナスも出ません。昇給もないところもが多いですし、あっても昇給が遅いか少ないです。昇給するまで続けているかもわかりません。

働いている先の給料によりますが、最低限生活していくお金を稼ごうと思っても正社員の人よりも多くの時間を働く必要がある事が多いです。

またツアーをする時を考えてみるとツアーをするにはお金がかかります。しかしツアーをしている間はお金を稼ぐ事が出来ないです。ツアーをすると考えると普段よりも多くのお金を稼がないといけないので働く時間は自ずと増えていきます。

またバンドをするにあたってお金は色々とかかります。レコーディング代、CDプレス代、MV撮影代などなど挙げればきりがないです。

最近は多大な残業をさせるブラック企業が多くあったりするから正社員でも残業で時間ないのじゃないかと言われそうですが、周り人に話を聞くと過労死の問題が多く出てきたことによりそういうところに厳しい企業が増えてきているみたいです。

またブラック企業は正社員だけでなくブラックバイトなども多いのでブラック企業の問題は正規雇用非正規雇用関係ない問題です。

 

 

新卒として就職するのとフリーターとして続けるのどちらがいいのか

先述したように、就職したからといってバンドが続けられなくなるわけではありません。ライブの本数が少なくなるなどの問題はありますがそれもインターネットの発達であまりデメリットではないとも言いました。

最終的にはメンバー次第でないでしょうか。ライブもいっぱいしたいしツアーもするなどの気持ちが強いメンバーが居るのなら就職して同じバンドを続けることは出来ないので就職かバンドか選ばないといけないでしょうがそうでないのなら就職しても問題ないと思います。

平日にライブを数こなそうとツアーで全国回ろうとバンドが売れるのには直結しないと思っています。

ライブをすることで売れるなら売れるバンドなんと多く居るはずです。ライブを多くしてもそのライブで無関心なリスナーを惹きつける魅力をライブで見せないことには有名になりません。

今の時代はライブで集客を増やすよりもインターネットで集客を増やすことを考える方が効率的です。

また就職した方がお金がいい事が多いのでお金の力を使って名前を得る事が可能になります。いいMVを作ることや知名度のあるバンドを呼ぶなどお金がないと難しい事も可能になります。

 

最後に

一度きりの人生です。人の意見よりも自分の意見を大切にしてください。しかしこの記事を見て少しでも心が揺れたなら今一度考えてください。

就職活動をしっかりすればいわゆるブラック企業を避けることは可能です。隠れブラックもありますが、基本的には企業を調べることによりブラックはわかります。

就職するならしっかりと就活してくだしさい。フリーターならどう暮らして行くか考えてください。

 

来年度卒業でこの記事見るのが遅かったと思う人もいるでしょうが、まだ遅くない時期かもしれません。採用枠残っているいい企業もあるので探してください。ただしあまりにも遅いとブラック企業が多くあるので見極めが大切です。理想は大多数の人と同じ時期から就活を始めることでしょう。

単位取得は終了しても大学に在籍だけ残して新卒になることも可能です。そういった方法もいい手段だと思います。

 

今回は大学生高校生向けの記事になりましたが、そのほかの人も何か感じ取ってもらえると嬉しいです。

 

音楽業界は進化しているのか

コンテンツ流通におけるイノベーションが最も進んでいる音楽業界

Twitterの発言でこういう文章を見かけました。

音楽業界というのは流通の部分、主に経営学マーケティングなどの知識をかじってるものからすれば確かにイノベーションは進んでいるのだろう。

音楽という一番の商品はインターネット上で視聴でき、買いたい人はCDを買うというスタイルを取っているので進んでいると見えるのでしょう。

メインの音源というサービスは無料で欲しい人はCDを買い、見たい人はライブを見に行き、欲しい人は物販を買う。CDよりも物販やライブという思い出にお金をかけるというのは新しい流通の形式だと思います。

いわば基本料金無料で課金したい人だけ課金をするというネットゲームのようにですね。

 

音楽という特殊なコンテンツ

新しい流通のスタイルと言われる音楽業界ですが、メインの音楽という商品を無料で公開するというスタイルは今に始まったことではないです。

音楽という商品は目に見えない商品です。耳で聴くことしか出来ない商品です。

生活必需品などのですとその購買意欲というのは変わってしまうので娯楽製品限定で例えます。ネットがない状況で、気になる本があれば軽く立ち読みとう形でどんな内容の本か大まかにわかります。その本の文章があうかあわないかや、面白いかどうかなど。楽器であれば気になって試奏という形でどんな楽器か試せます。

しかし音楽に関しては試すということが出来ないのです。

 

ネットがない状況で全く知らない人に知ってもらうためにどうやっていたか?

フリーのCDを作り、CDショップやライブハウスなどに頼み置かせて貰っていたのです。今でも勿論やっているバンドはありますし、決して過去の話という訳ではありません。

メインのコンテンツの音源を無料で公開し、気になった人はライブに行き、気になった人はCDを購入するという今の形は昔から出来ていたのです。

 つまりこれは進化という訳ではないのです。

 

廃れていく音楽業界

流通のイノベーションが進んでいると言われていますが音楽業界というのは廃れているのです。

なぜそうなったかというのは色々な理由があるとは思いますが、ネットの発達により音楽というのが無料で聞けるようになったことが大きいと個人的には思います。この無料でというは公式が公開しているものも勿論あるのでそれはいいと思いますが、それだけじゃなく違法でアップロードされているものもあります。

携帯が普及していくと音楽が無料で聞けるサイトが増え、スマホが普及してくると音楽が無料で聴けるアプリが増えました。そうした結果、音楽は無料で聴けるものという認識が広がっていったと思います。

勿論CDを持っていたいっていう人もいると思います。しかしCDの売り上げの低迷に繋がっていると思います。

 アイドルのCDの売り方を非難されますがCDを買わなくても聞けるようになったということでCD事態の商品価値が低くなったため付加価値を与える為に握手券を付けるということになってるのです。

さらにカナダのHMVが8月30日までに全店舗閉鎖ということになったみたいですし、CDの流通量は減り音楽する人にとってはどのようにCDを売るのかマーケティングを考えないといけないです。

 

つまり音楽業界は、またその流通はどんどん廃れていく一方なのです。

 

解決方法はあるのか

CDの売り上げを昔のように伸ばすという意味では解決方法はないと思います。音楽を続けていく上で、売り上げを伸ばすには、CD以外で売り上げを作らないといけないのです。

現在の音楽業界はプロ、アマチュア問わず、ライブや物販、特に物販での売り上げがメインになっていっています。

音楽やっているのにアパレルやっているような状態があるのです。

これから先もっとこの傾向が強くなると思います。

好きなバンドだったり、シンガーソングライターだったりを救うのは、1日中自分達の音楽を聴いてくれる人じゃないのです。聴くのは少なくてもライブに来たり、商品を買って支援してくれる人たちなのです。

特殊な音楽業界のプロ

プロとはアマチュアの違い

プロっていうけどそもそもプロってどういうことなのか。
プロとはProfessionlです。
Professionalとは、ある物事を職業として行いそれで生計を立てている人です。
プロのアマチュアのバンドの違いは、音楽活動のみで生計を立てれているかかどうかということになります。

 

メジャーとインディーズの違い

メジャーとインディーズって言われているけどどう違うのか。

まずメジャー=プロ、インディーズ=アマチュアとういわけではないです。インディーズでもお金を稼いで生計立てれていれば十分プロと呼べます。

では、何が違うのか。所属レーベルがメジャーレーベルかインディーズレーベルかの違いです。日本レコード協会に所属していればメジャーレーベルでしていなければインディーズレーベルです。

メジャーとインディーズのレーベルの細かい違いは別の記事にしたいと思います。

 

音楽活動で収入を得るには

音楽活動で収入を得る方法は、会社や事務所などと契約をし給料を貰うことが一番多いです。
その給料が固定給か歩合給かは、所属する場所によって変わるので一概にいうことはできません。

バンドマンとして事務所から給料を貰う場合、月に○円の給料を貰え、作詞作曲の印税を貰うことが出来る固定給+歩合給

作曲家として音楽制作会社に就職した場合、作曲の依頼をこなすと報酬が貰えうことが出来る歩合給

上にあげたような給料形態が例です。
勿論会社によっては、固定給を貰える音楽制作会社や、製作費用を請け負ってくれる代わりに歩合給しか貰えない事務所などがあります。

 

10000時間の法則

音楽業界に限ったことではないのですが、プロになるという話をする中でよく言われる話があります。

 

プロは「10000時間」練習していた

といわれる10000時間の法則というのがあります。それはプロは「10000時間」より練習時間が少ない人はいなかったそうです。
この法則の話をする際に、よく出てくるのがビルゲイツビートルズモーツァルトをはじめ、日本人だと孫正義イチロー内村航平などです。
この法則の重要な点は、才能があったからなったのではなく、1000時間という努力をしなるべくしてなったということです。


「10000時間」がどれくらいの時間なのか。
毎日6時間練習したとして1666日かかります。1666日=約4年半です。
定職についてる人が毎日6時間も練習とることは難しいと思います。毎日3時間練習時間を取れれば相当いい方でしょう。その場合3333日程かかります。約9年です。
この数字を見てプロを目指すのか。この数字を見てそんなものでいいのだと思う人はそんなに苦労しなくてプロになれるでしょう。大変そうや無理そうだと思うのならプロには向いてないのではないでしょうか。本当にプロになりたいのなら、大変だけど頑張るくらいの覚悟は必要でしょう。

前に書いた「音楽を始めるのに早いや遅いはあるのか」で言ったプロを目指すなら並大抵の覚悟じゃ駄目というのはこういうことです。



1000時間練習すればプロになれると言いました。しかし、それは個々が評価される業界だとそうだとそうでしょう。ソロで活動するスタジオミュージシャンやアーティストのバックバンドなど。

バンドで目指す場合に限ってはチームプレイです。プロになるということは自分の技量だけではどうしようもないことが出てきます。
バンドメンバーの演奏技術。バンドメンバーとの仲。バンドメンバーとの温度差のようなバンド内での問題。
曲作りの能力。プロデュース力。行動力などの演奏以外の能力も必要となってきます。
バンドのジャンルによってはそんなに演奏技術は必要ないこともあります。特に歌ものは最低限のリズムキープと奏法が出来れば曲のメロディとボーカルの歌がものを言います。音楽を聴いている大多数の素人(楽器をやってない人)などは演奏よりも歌をメインに聴いているので。演奏技術は必要なくてもミスせずにライブで弾けるくらいは実力が必要ですが。

 

時間の問題を埋めてくれるもの1

バンドでプロになるには他のことよりも難しそうと思われたかともいるでしょう。
しかし、バンドで売れて食べていくという時に時間の問題を解決してくれるものがあります。

まずお金です。

バンドが有名になるためには何が必要だと思いますか?

有名なバンドとマイナーなバンドってどこに差があると思いますか?

メジャーレーベルとインディーズレーベルのどこに差があると思いますか?

 

使えるお金の金額です。

 

CDを発売してプロモーションをするにしても、十分なお金がある場合はテレビでCMを流せます。テレビでCMが流せるということは、アーティスト自体は知らなくても、繰り返し聞くことでこの曲知っているや聞いたことあるということが起こります。

MV制作するにしてもお金が掛かりますしより凝ったMVにすればするほど多大な金額が必要になります。

プロモーションの為にお金を使えればそれだけ多くの人の目に止まるのでより名前は知られるし、繰り返し耳にすることで好きになる人が増えるの効果もあります。

 

そのようにプロモーションに力を入れることが可能なお金があれば、ライブを充分に出来るくらいのある程度の演奏技術でも、10000時間という時間を満たしてなくてもなれるでしょう。

 

さらに、プロモーションだけでなく他の問題もお金は解決してくれます。

作曲の能力がなくてもお金があればプロの作曲家に曲を頼めます。プロの曲だとよりいいキャッチーで耳に残る曲が作れます。

お金があれば苦がなくライブでツアーに回ることも出来ます。(勿論お金なくても何とかしてツアーを回ることをしているバンドがほとんどですが)

 

時間の問題を埋めてくれるもの2

次に時間を埋めてくれるものがコネです。

コネがあれば様々な利点があります。
有名なバンドの楽屋にお邪魔することが出来たり話し気に入られ、事務所やレーベルの社長に直接話が出来る。有名なバンドに気に入られそのバンドのイベントに呼んでもらえるなど話を上げればキリがないです。
実力が同じくらいの人で知っている人とよく知らない人なら知ってる人の方が選んでもらえます。

お金というのは持っているお金や稼げるお金に左右されるし、給料がいい会社に勤めているや、親がお金持ちで使えるお金がいっぱいあるというよな特殊な環境じゃないとどうしようもないことです。

しかしコネは自ら動き作りに行けば作れるものです。そういった行動力ある人が、周りで有名になっていっていますし、可愛がられています。

お金とコネは実力をつける時間を埋めてくれます。

お金=一般へのプロモーション
コネ=業界へのプロモーション

プロのスポーツ選手になろうと思って、お金やコネがあっても実力がないとプロにはなれないでしょう。

しかし、バンドは実力がなくても、お金とコネでプロになることが出来ます。

 

まとめ

変な話≪実力のあるけど人気がない人≫より≪実力はないけど人気がある人≫の方をメジャーレーベルは求めているのです。一番いいのは≪実力もあるし人気もある人≫になることですが。
そういうのが顕著に表れているのが動画投稿サイトではないでしょうか。
動画投稿サイトには上手い演奏者がゴロゴロいますが素人がほとんどです。
演奏者として上手いがプロになれてなかった人は実力はあるがバンドとしていい曲が作れなかった、いい感じのところまで行ったがメンバーとの不仲やメンバーの都合で解散した、プロモーション能力がなかった、やっているジャンルが売れるジャンルじゃなかったなど理由は様々でしょうが理由があってなれなかったのです。
勿論プロになったが辞めて、趣味の一環で動画投稿しているという人もいます。



バンドでプロを目指そうとしている方。
あなたはお金がありますか?
コネを作るコミュニケーション能力はありますか?
実力はありあますか?実力を埋めるための時間はありますか?
自分の好きなジャンルじゃなく売れるジャンルをやる覚悟はありますか?

このような書き方をしているとバンドでプロを目指す人を潰していると思われそうですがそうではないです。
バンドをやりたいと、バンドでプロを目指そうと思ったのは、かっこいいと思うバンドに憧れてではないでしょうか?そういったステージの上で輝いているバンドの人たちはこういったものを乗り越えて今プロとして生きているということです。
誰しも最初から人気じゃなかった。最初はライブをしても客が入らないということも普通だった。それでもプロとして生きていってるから誰にでもチャンスはあるでしょう。
しかし甘い世界ではないので本気でプロを目指す人にとっては何歳からでもプロを目指していいと思います。何度も言いますが甘くはないです。

お金とコネがあれば10000時間というものを埋めることは出来ます。
しかし練習を重ねて上手くなる人の方がその世界で生きていけるでしょう。