ライブを活動していく上で必要となっていくライブ活動
しかしライブを行うとノルマを課せられます。
ライブハウスもただで貸してくれるわけではないので、ノルマを取られるのは仕方のないことと、ライブを行っていないでしょうか。
売れるために昔はそれが効率よかったと思います。
しかし今はそれが変わっていると思います。
売れたいならノルマを達成できないライブをしない方がいいと言いたいです。
あなたのバンドが売れたいと思うのならノルマを達成できないライブをする必要があるのか考えてください。
・ライブの経験は演奏技術やライブのパフォーマンスの向上に繋がるから必要だ
・ライブで他のバンドを見に来ていたお客さんを次の集客に繋げれる
そういった意見があることはわかります。
確かにライブだと練習するよりもはるかに上達のスピードは速いと思います。他のバンドのお客さんを奪うことだってできると思います。
しかし例えば平日の箱ブッキングのライブ。
自分たちはノルマを達成できず、全バンドの集客を合わせても箱はスカスカ。
そのようなイベントでも次の集客に繋がるでしょうか。
ノルマを達成できるのならライブで技術向上をすることはアリだと思います。
しかしノルマを達成できないらなライブをするよりもっとした方がいいことがあると思います。
ライブよりもプロモーション
売れたいと思うならいい曲を作りバンドを有名にしないといけません。
有名になりファンが多くいればデビューをさせてくれる可能性は高くなります。
曲が良くファンも多くいれば、デビューさせたい会社は多く出てくると思います。
平日の集客が少ないイベントを繰り返していて知名度が上がるのか。上がらないと思います。
ならその知名度を上げるためにどうすればいいか。
それがプロモーションです。
音源制作
まずプロモーションとして有効なのは音源制作です。
Youtubeなどで音源を聴ける場所を作っていればライブをしなくても、どんなバンドか気になった人が聴くことが出来ます。
CDまで作っていればライブの物販として販売できますし、今はネットで売ることも出来ます。
データ配信で販売も出来ます。
音源を作っているだけでプロモーションの幅は広がります。
PV制作
PVやMVと呼ばれるビデオ。
作るのにはお金が掛かりますが、音源制作をしたのなら作っていていいと思います。
YouTubeに曲をアップロードする場合、同じ曲でもPVと静止画動画とではPVの方が再生回数が多いです。
音源を制作した場合はPVも作成した方がしてない場合に比べてプロモーションとしては効果が大きいです。
制作費用をどうするか
それぞれの制作はお金が掛かるものです。
そのかかるお金をどう確保するのかです。
ノルマを達成できないライブをやらなくなるとその自腹分を払わなければお金は貯まっていくでしょう。
例えば週1でライブしているバンドが毎回1万円の自腹を切っている状況で、そのライブを辞めて赤字で自腹切ったと思えば月4万は捻出できるのです。
今までのライブの頻度と赤字分を合わせてどれくらいか考えその分をプロモーション用の資金として確保してみてください。
音源を作成するのならそれだけあれば十分レコーディングすることは出来ます。
CDを作るのであればプレス代を考えても2か月分あれば制作できます。
またレコーディングは宅録が進化しているため自分たちでやっていたり、インディーズ向けに安く提供してるエンジニアなどもいます。
そういった人を探してみるのもいいと思います。
また私もミックスマスタリングであれば対応できるのでよかったらお声かけください。
PV制作はそれ以上にお金が掛かります。
制作会社の料金見てみると基本的には10万から30万ほどです。
しかし格安プランなど用意している会社であればもっと安く、さらにフリーのカメラマンなどはそれぞれで料金設定しているので料金は安くクオリティは高く制作出来る可能性もあります。
フリーのカメラマンの場合は別途場所代や機材レンタル代などが掛かると思いますが。
さらに映像であるため見栄えやよく、安く作る方法もあります。
Live Videoです。
インディーズのバンドのLive Videoを作っているフリーのカメラマンは結構多くいます。
そういう人に声をかけて制作してもらえば料金は安く作れます。
場所代や機材レンタル代は撮影がライブなので掛かりません。
しかし撮影をしている中ライブが盛り上がってないと見栄えが悪いのである程度ライブを盛り上げれる人たちに限られてきます。
その場合はライブハウスをゲネプロのように借りやるのも手だと思います。
どうしてもライブをするのなら
プロモーションが大事ですが、やはりライブをすることはバンド活動をしていく上で必要なことだと思います。
なによりライブをしてる時が一番楽しいものだと思います。
なのでプロモーションもするけどそれでもライブがしたいのなら、ノルマを課せられるライブをするよりノルマを課すライブの主催に回った方がいいと思います。
主催の際に自分のバンドと同じようなジャンルで有名なバンドを呼ぶとします。
勿論有名なバンドはノルマがある聞いたことないようなバンドのイベントには出たがりません。むしろギャラを払うことになると思います。
しかしギャラを払ってでも呼べば、そのバンドの集客が自分たちのファンにつながる可能性は十分にありますし、ライブハウスがスカスカになるという状態にはなりにくいと思います。(同日程の他の箱のイベントによってはそっちに取られるということはあり得るので『ならない』とは断言はできません)
主催じゃなければそのバンドと対バンなんてする機会はないような無名なバンドでも有名なバンドと対バンするということは名前は多少は広がります。
無名な主催のイベントでも有名なバンドを呼んだイベントってなれば出てくれるバンドも徐々に増えてきますし、何よりノルマ無しで呼ばれる側になることもあり得ます。
ライブの費用はノルマとして徴収すればノルマ払うより安く済みますし、ノルマ3万のライブ4回分の12万円あれば土日でもライブハウスを借りることが出ます。
これも制作費用捻出した方法と同じように今までのライブの赤字分だったのをライブ主催の為に使ってみてください。
なによりライブの主催はライブハウスの日程確保した時にすぐ払うものではないのでライブの企画段階では必要ないのでそれまでに貯めると考えてもいいでしょう。
有名になるということ
有名で集客も多いバンドというのはデビューが近くなるだけではありません。
先ほども言いましたように、ライブにノルマ無しで呼ばれるようになります。
今まで車のガソリン代や飛行機代や新幹線代など全部実費で払っていたようなところにも交通費全額とまでいかなくても負担してもらえるようになることもあります。
最終的には出演のギャラを出してもらえるということもあります。
それでもプロモーションや主催にお金を掛ける前に、ノルマ掛かるライブに赤字を払い続けますか?
冒頭でも言いましたが、インターネットがなかった時代には、デビューしていないバンドがプロモーションをする方法はライブをするか無料音源をライブハウスやCDショップにおいてもらうなどしかありませんでした。
バンドブームの時代なんかはいいライブをすればそれが有名になる一番の近道だったのかもしれません。
しかし、今はインターネットが普及し、テレビよりお金が掛からずテレビ以上に自由なプロモーションの場所が出来ています。そこを上手く使わない手はありません。
この記事を読んだ方がプロモーションプロモーションが上手くなり、有名になる人たちが増えればいいなと思います。