海賊版サイトのブロッキングを政府がするということが発表されました。
「漫画村」「Anitube」「Miomio」の3つだったはずです。
それで問題解決になるのかとう疑問がありますが、個人的な見解では解決しないと思います。
この内容はあくまで個人的な意見であり確実にそうだと断言するものではないですし、技術によってはそうならない可能背は十分あります。
海賊版サイト=お金稼ぎ
そもそも海賊版サイトってなぜ存在するのか。購入すれば多額のお金が掛かるのになぜそんなサイトを運営しているのか。
こんな謎を言っていますが理由は実に簡単です。
サイトの運営がお金になるからです。
ああいったサイトには大量の広告が出てると思います。その広告のクリック報酬などで収入を得ているのです。
アフィリエイター、Yooutuberなどの人達と得ている方法は同じなのです。
アフィリエイトやアドセンスなどを利用したことがある人や、やってみようと思ったことがある人はわかると思うのですが、広告を掲載するのには審査があると思います。
その審査を通過しないことには広告掲載が出来ないのですが、ようはそういった海賊版のサイトの審査を通過させて掲載を許している広告会社があるということです。
違法性よりも収入性を取っている広告会社をなくしてしまえばそれが解決するのですが、広告からはどの広告会社が掲載しているのかわからないようにしているのです。
ブロッキングが解決にならない理由
ブロッキングをする際プロバイダが「mangamura」や「Anitube」というドメインへのアクセスを禁止するという方法でしょうが、これを潜り抜ける方法がアドレスをドメインを変えてしまえばアクセスできるようになるでしょう。
ドメインを変更してサイトを引っ越したとしたらその都度対応ということになるでしょうがサイトが引っ越してから対応までは時間がかかってしまいその間はサイトを観れるということになるでしょう。
日本だけでは意味がない
どういった方法でするのかわからないため確実には言えませんが、海外サーバーを経由するといった方法を使えばアクセスできるようになるのではないでしょうか。
海外サーバーを経由してサイトにアクセスするという方法はいろいろあります。その中でもサーバーを自分で建ててアクセスするか、すでにあるサーバーを経由するかといった方法が一番主流だと思います。
その海外サーバー経由してアクセスが出来るといった場合は、その方法を説明して、お金を稼ぐ人もでてくるでしょうし、その海外サーバーを立ち上げてお金を稼ぐ人も出てくるでしょう。
漫画村は日本の漫画を扱っていますが、アクセスが日本だけとは限らないでしょう。他のサイトも日本だけが主流のアクセスとは限らないでしょう。そんな中日本だけがブロッキングをしても解決にはならないでしょう。
根本的な解決にはならない
いくら規制されたからといってそれで漫画の売り上げが上がることや、アニメの円盤(ブルーレイやDVD)の売り上げが上がることには繋がらないということです。
まず漫画村をで漫画を読んでいるユーザーと漫画を購入して読んでいるユーザーには差があると思います。
漫画を読んでいるけど購入しない人々が漫画を読んでいる方法は
1漫画村などの海賊版サイト
2公式の漫画アプリの無料で読める範囲で
3ネットカフェで
4古本屋の立ち読み
などが主だと思います。
その中で漫画村が出てきたことによって漫画村で読むといった人が増えただけだと思います。
漫画を購入する人というのはたとえ無料で読めたものでも面白いと感じたら購入して作者を応援しようと思うものです。
WEB漫画の単行本発売されれば購入します。
アプリで読んで面白いと感じれば購入します。
ネットカフェや古本屋で読んでみて面白いと感じれば購入します。
購入しない人は購入しないし購入する人は購入するといったように完全に違うユーザーだと思います。
アニメに関してもそうでしょう。
アニメというのはそもそも無料で見れるものです。リアルタイムでの視聴、録画といった方法での視聴は無料です。しかし面白いと感じた作品、2期を作って欲しいと感じた作品の円盤を購入する人は購入します。
それが規制が売り上げに繋がらない原因になるのです。
罪の意識がない
ようはそういった無料のものに触れすぎたせいで無料であることが当たり前という意識になっており、そういった人たちには罪の意識や作者に対しての申し訳なさというのがないのです。
お金を払っているファンが偉いのかといったことで叩かれた岡崎体育さんのことを記事にしましたが、クリエイターはお金を貰うべきなのです。
クリエイターが稼げなくなったときクリエイターから普通の社会人になってしまいます。
生きていく為にはお金を稼ぐことが必要だからです。
無料にで見れようが、読めようが、聴けようがいいと思ったものにお金を払ってその作者を支援しようと思う人が増えることがこの問題を解決する一番の方法だと思います。
追記
同じような内容ですが2ch創設者のひろゆき氏の見解がありましたので載せておきます
またこういったanitubeに掲載されていた広告の会社についてまとめてある記事を見つけたのでリンク張っておきます。