コーラで晩酌

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チケット転売規制法

売れているミュージシャンにとっての宿敵の転売。

 

高額転売によってアーティストは直接的に不利益を被ることはないのです。

しかし、本来ミュージシャンに還元される可能性があったお金を転売ヤーに払っているということは売り上げが下がるということになります。

 

チケキャンというチケット転売アプリの登場により転売が問題になり、転売されたチケットで入場キャンセルなど色々と問題になっていた転売ですが、ようやく国によって規制されようとしています。

 

チケット転売規制法

その名もチケット転売規制法案!

その名の通りの法案ですが…。

 

スポーツやコンサートのチケットを高額転売する行為を規制する法案です。

 

東京オリンピックがが開催されること為早急に対応する必要があるという事らしいですが、出来ればもっと早く対応しておくべきだったと思います。

 

ネット転売は抜け穴

そもそも転売目的でチケットを買うことは東京都条例で禁止されているものです。

しかしネット転売は条例の抜け穴で規制できなかったのが現状です。

 

転売が禁止されているのは迷惑防止条例です。

公共の場での迷惑行為を規制するため、ネット転売に関しては規制の範囲外。

また都条例の為、条例禁止してない県には適用されないものになってしまうでしょう。(転売規制をしていない県があるか調べていないので不明です)

 

法案によって

法案可決は12月4日に可決で参院送付予定です。

これからどうなるかを見守っていきたいです。

 

そもそもライブやコンサートというのはチケットでの利益はほとんどなくグッズ販売での利益がメインになってしまっています。

チケットを高額で買うよりもグッズを多く買ってもらう方がアーティストの利益になります。

 

ミュージシャンがより活動しやすい状況になってほしい願います。