コーラで晩酌

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生産性のないキレるということを辞めにしませんか

部下が失敗するとものキレる上司、店員の不手際でキレる客。

キレるポイントとの言うのは人それぞれで違いますし、怒り、イライラといったことで表現されるものの許容できる量というのも変わってきます。

なのでそんなことでと思うようなことでもキレる人に対してはこの人は「怒りの沸点が低いんだな」と思ったりします。

 

 

キレない人もいるということ

怒りの沸点が低いと人もいれば逆に沸点が高くキレない人も世の中にはいます。

このブログを見ている人の中にもキレない人もいるでしょうし、友人にそういった人がいるという人もいると思います。

キレない人もいるのにキレる人がいるということを話に上げたて伝えたかったことがあります。

世の中にキレない人もいるという事で言いたいのはキレなくても生きていけるということです。

キレなくても部下を注意することは出来ますし、店員の不手際を指摘し相応の対応をしてもらうことも出来ます。

世の中を生きていく中でキレるということが必要なスキルであれば何も言わないのですが、なくても困らないものだと思います。

かく言う私もキレませんし、滅多に怒ることもありません。

明らかに不利益を被られたということでしたら私もキレると思います。

しかし、キレなくていいことにはキレなくていいのではないでしょうか。 

 

キレる人とは

キレる人とキレない人の違いはどういう違いなのか。

キレる人とキレない人の差というのはフラストレーションへの耐性の有無というのが心理学的には言われています。

ただ個人的にはフラストレーションへの耐性だけでなく別な要因があると感じています。

 

一概には言えないと思いますが、キレる人というのは大小はあれど自己中心的な考えをしているものだと感じます。

自分の思い通りにならないことにフラストレーションが溜まるようになっていると思っています。

 

 

キレる場面 

キレるという行為が起こる状況を考えてみます。

例えば『友人との待ち合わせに寝坊され待たされた』というシチュエーションで考えてみます。

午後1時に待ち合わせをしていて待ち合わせ場所についていたが1時になっても友人は来ないし連絡がつかない。

15分後に「寝坊してしまった。今から準備して向かうから2時になる」というという連絡がきたと考えます。

このあとの対応は個人差があると思いますが、キレる人の話なのでキレるということについて考えます。

心理学的に見てみると、どういったことにフラストレーションを感じるのか。

・待たされるという事

・寝坊されたという事

・約束を破られたという事

他にもあるとは思いますが、主な理由としてはこのようなことではないでしょうか。

 

この際に自己中心的というのを考えると、

・待たされる事=自分時間を無駄にされてる、時間通りに来るべきだと思っている事

・寝坊されたこと=自分との約束だから寝坊はあり得ない

・約束を破られたという事=自分との約束を破るのはあり得ない

といったことがあると思います。

 

遅刻することや寝坊することは決して良いことではありません。

しかし、それに対してキレる人とキレない人がいるということ。

確かにキレたくなる気持ちもわかります。

しかし、ちょっとしたミスや手違いというのは誰にでもあるものではないでしょうか。

うっかりとしたミスに対してキレたからと言って何も変わらないものです。

キレる側もキレるという無駄なことに体力を使い、時間を使い生産性がないですから。

 

 

キレる場面もあるということ

だからと言って全くキレるなとは言いません。

全くキレなければそれが一番いいのですが、どうしてもっていう場面はあると思います。

しかしキレる場面を最小限にするということは出来ると思います。

 

キレる場面とはどういった場面か。

明らかに悪意を持った相手に対してはキレていいものだと思います。

過失によるものは仕方ないと流せます。

しかし故意によるものは仕方ないと流せません。

 

なにせわざとなのですから。

そういった場面ではいいとは思います。

 

 

キレても何も解決しない

話を戻します。

キレなくていい場面でキレても何も解決しないという話をよりも詳しく書いていきます。

 

よりそれがわかる場面を考えてみました。

部下が最近多い、誤発注が起こしてしまったとします。

部下が誤発注をしたからといってキレたとして何も生みません。

そこでキレるよりも誤発注が起こったものをどのようにして処理するか考えた方がよいとは思いませんか。

 

先ほど例として出した寝坊による遅刻の話でも、遅刻されたことに対してキレても何もならないと思いませんか。

キレるよりも遅刻の相手が来るまでにどのようにして時間を使うか考えた方が生産的だと思います。

 

 

キレても何も生まれない

もし怒りっぽい人、すぐキレる人が居たとしたら思いとどまるようにして欲しいです。

 

特に部下に対して教育という名の怒りをぶつけても人は動きにくいものです。

部下の失敗は失敗として「次回は気を付けよう」などの注意はしても怒りまかせに責めるというのはよくありません。

 

キレても何も生まれない

 

そういった生産性のないキレるというのを辞めるように心がけてみませんか。