今月少し遠出する予定が出来て飛行機を取ったのですが、高い。
ひたすらに高い。
1か月前に取ればもっと安かったと思うし、ギリギリでも1週間前ならそんなにしなかったはず。
何より、格安であるはずのLCCが高いのである。
記憶が正しければ1週間前に取れば1万切るくらい。
当日直前でも1万5000円くらいだったはず。
ふと思うと今月は3月でした。
それは高いわけです。
交通経済学の中でも飛行機の価格設定って特殊なものです。
基本的に交通系の料金設定は距離で価格が決まります。
わかりやすいのだとタクシーですね。
2000mまで○○円、それ以降300mごとに○○円といったのが基本です。
他の電車や地下鉄、バスも大体は一緒です。
移動距離が0km~10kmは180円、10km~15kmは200円といったようにタクシーとは違い数kmごとに区切られています。
新幹線も基本は距離で料金が変わり、少し違うのが同じ区間でも乗る新幹線の種類によって料金が変わります。新幹線の種類が違うというのは速さが違うので、距離だけでなく速さが関わってくるわけです。
少し割引がきくことはありますが、基本的な料金というのは一緒で早くとることで大きく安くなったり時期によって値段が変わったりということはありません。
しかし、飛行機は特殊で、まず繁忙期で席が埋まることが予想される場合、基本の値段が上がります。
更に座席の空いている数で値段が変わります。
最初の5席は3000円次の5席は5000円、ラスト5席は20000円といった風に席の数により値段を変え、駆け込みで乗る人から多くの運賃を貰うのです。
正直飛行機は高いですが、システム的には効率よく利益を上げるシステムが出来ているのです。
で2月3月というのは大学生や高校生が卒業旅行ということで飛行機を使う機会が増えます。そのためこの時期の飛行機は高いのです。
同様にゴールデンウィークなどは特に飛行機高いんですよね。
昔地元から飛行機でゴールデンウィークに東京にライブに来ていたことが懐かしいです。
今年からゴールデンウィークの期間が延びますが、ゴールデンウィークが増えるということで何飛行機が高くなったり、新幹線の予約が取りにくかったりとあるのでその時期に行動する気になれません。
昔金がなかったのによくしてたなと思います。