最近ふと思ったことです。
IT系企業は大手ですと安泰でライフワークバランスがしっかりしているところが多いイメージですが、中小やベンチャーだと外資系ではない限りライフワークバランスが悪いところが多いと思います。
というのも私の友人の中にも中小やベンチャーのIT系に就職し、残業や急な呼び出しに対応するためタクシーで深夜出社などで苦しんでいる人が多くいるからです。
そんな中以前登録していた派遣会社の広告をたまたま見たため中を見てみるとIT系の仕事は比較的高時給であるではありませんか。
給与面
応募の必須のプログラム言語は様々ですが、基本的にプログラマーの時給は都内だと2000円前後でした。
一般サラリーマンの30%は年収300万と言われています。
20~30代のサラリーマンの平均年収も300万ほど。
この300万を労働基準法で定められている労働時間の160時間で稼ごうとすると時給1562.5円になります。
時給1600円以上の仕事で160時間働ければ超えるということです。
派遣のプログラマーの時給は2000円前後の為優に超えることが出来ます。
労働時間面
派遣社員というのは派遣元の会社→派遣先の会社に派遣という形を取っているため、基本的には派遣元に色々と相談する形になります。
労働した時間などは基本的には私たちが自己申告したり派遣先からサインを貰ったりと労働時間の誤魔化しがきかないようになっています。
それは労働者だけでなく派遣先の会社も同じでサービス残業をさせることが難しい状況です。
もし給与が残業時間と合わないといったことがあれば登録している派遣元の会社に相談できる為サービス残業はないといった状態がほとんどです。
派遣先にもよりますが、残業自体は任意で強制の残業はないところもありますし、そういった説明も就業前にされます。(これは登録している派遣会社の社員によって違いますし、担当によっても変わると思います)
さらに就業前の説明と就業後の状態が違うといったことがあれば派遣会社に連絡することで改善されたり、別の会社に勤務を変更ということも可能です。
例えば残業は月に10時間未満という話なのに30時間も残業させられたといったことです
デメリット
派遣会社のデメリットももちろんあります。
まず、派遣社員は切られる可能性があるということです。
一応契約期間は決まっていますからその間に不祥事がない場合は切られるということはありませんが、契約期間の満了後どうするかは派遣先の裁量になります。
賞与がない。
ボーナスがないということです。
中小企業やベンチャー企業はボーナスをもらえない会社も多々あると思いますのでそれほどデメリットではないのかも…。
年末調整や確定申告を自身で行わないといけない場合があるということです。
派遣会社によっては書類提出でしてもらえる会社もありますが、会社によっては自身でしなくてはいけないところもあります。
会社がしてくれるのか自分でしなくてはいけないのは最初に確認していた方がいいでしょう。
有給休暇がない。といったことはありません。
派遣社員でも有給はあります。
基本的には派遣会社に相談して取るといった形になると思いますが、法律上は有給休暇を取ることが出来ます。
小さい派遣会社だとごまかされる可能性はありますが。
最後に
派遣社員として働くならやはり大手の派遣会社が一番いいと思います。
仕事も多い、サポートもしっかりしている、派遣先が大手などありますので。
小さい派遣会社で働くメリットは日払い、週払い対応しているところがある。
自分が住んでいる近くで働ける
勤務日数が少なくて済むといったところでしょうか。
がっつりフルタイムで働く場合は小さい派遣で働くメリットはないと思います。
この記事で中小でブラックの会社勤務の人は派遣になれと言ってるわけではありません。
派遣社員でも意外としっかりしている為視野に入れてみてはと言っているだけです。
過労死、過労死自殺がなくなるように…。