コーラで晩酌

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ダイナーを見たから感想を【一部ネタバレ含】

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映画ダイナーを見たのでその感想を。

実際は公開初日に見ていたが、色々とあって記事の完成が遅くなってしまった。

 

 

映画の評価

映画の評価:★★★★★

 

個人的なジャンル分け

アクション  ★★★★☆

ドラマチック ★★★★★

ミステリー  ★★☆☆☆

コメディ   ★★★☆☆

ホラー    ☆☆☆☆☆

グロテスク  ★★★☆☆

 

 

あらすじ

 

豪華キャスト全員殺し屋 本能を極限まで刺激するノンストップ・エンターテイメント! <命がクズ同然>のダイナーで、最高級の<殺し合いゲーム>の幕が上がる―― そこは、店主も客も殺し屋の、日本一イカれたダイナー<食堂>。料理も生死も支配するダイナーの王=店主は、元殺し屋・天才シェフのボンベロ。「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒までが俺に従う。」日給30万の怪しいアルバイトに手を出したオオバカナコは、ウェイトレスとしてそこに売られた。 皿を割っただけで消される極限状態のダイナーに、次々やってくる超ブッ飛んだ殺し屋たち。オーダーは極上の料理か、それとも殺し合いか…。 主演は幾多の超個性的なキャラクターを演じてきた唯一無二の演技派俳優・藤原竜也。監督は世界中の女性から絶大な支持を得る写真家であり映画監督の蜷川実花。ヒロインに玉城ティナを迎え、窪田正孝本郷奏多武田真治、斎藤 工、佐藤江梨子金子ノブアキ小栗旬土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら超豪華殺し屋で贈るノンストップ・エンターテイメント!店主、ウェイトレス、殺し屋たち。この夏一番ヤバい<殺し合いゲーム>の幕が上がる! 『Diner ダイナー』7月5日(金)全国ロードショー! 藤原竜也 玉城ティナ 窪田正孝 本郷奏多武田真治 斎藤 工 佐藤江梨子 金子ノブアキ 小栗旬土屋アンナ/真矢ミキ/奥田瑛二 原作:平山夢明『ダイナー』(ポプラ社「ポプラ文庫」) 脚本:後藤ひろひと 杉山嘉一 蜷川実花  音楽:大沢伸一 主題歌:DAOKO X MIYAVI 「千客万来」(ユニバーサル ミュージック) 監督:蜷川実花

 

 

 映画の感想【ネタバレなし】

まずはネタバレなしの感想を。

 純粋にストーリーは面白い。

原作があり、それを映画化ということでそういった作品は基本的に映画化によって改変されてなければ面白い。

 

また、作品独特な点としては演出が独特でその独特な演出に関しては好き嫌いが分かれるものだとは思う。

が、私的には好きな部類だった。

一緒に見に行った友人は微妙だったぽかったが。

 

また真矢みきが殺し屋役で出ているが、宝塚にはまる人の気持ちが何となくわかった気がする。

いやカッコいい。

真矢みき元宝塚の人ってイメージあったが宝塚でありそうな役って見たことなかった(記憶にないだけの可能性あるがないということは印象が低い)気がするため貴重なものを見れたと思った。

ほんとかっこいい。

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映画の感想【ネタバレ含】

ここからはネタバレを含む感想を。

良かったと思う点と悪かったとか微妙だったと思った点にまとめたいと思う。

良かった点

原作リスペクト

原作読んだことあるが細かくは覚えていないが原作をリスペクトしている。

原作に忠実な部分は忠実で変更点は含まれるがそれでも違和感のないものなのでそれはとても良いことだと思う。

 

藤原竜也藤原竜也

原作がある作品の映画化で藤原竜也が出るものはいつもそうなのだが、原作の雰囲気を壊していないにも関わらず藤原竜也藤原竜也である。

あの能力は本当にすごいと思う。

原作好きな作品でもありと思わせられる藤原竜也…。

本当にすごいと思う。 

 

俳優が豪華

個人的にアニメ漫画原作の作品が映画化される際に安心して観ることができる俳優がいる。

藤原竜也

窪田正孝

本郷奏多

山田孝之 

佐藤健

 

そのうちの半分以上が出ているこの作品。

あまり俳優女優に興味ない私でもいいと豪華と思うキャスティング。

豪華であればいいというわけでないが、実写でも安心して観ることができるキャスティングだから最高。

 

ミュージカルのような演出 

ネタバレ無しの中で書いた好き嫌いがありそうな独特な演出がこれだ。

最初から最後のほうまで主人公の大場加奈子の人生の描写でミュージカルのような演出が入る。

監督の感性なのだろうが、これが嫌いな人は嫌いだと思う。

しかし好きな人にとっては好きなもので私には刺さった。

 

アクションが意外と凄い

日本の映画のアクションシーンってあまり期待してないものが多いし、この監督がアクションは初めてとのことであまり期待してなかったが意外と作られてていいものだった。

期待以上の出来だった。

 

 

悪かったところ

大場加奈子が分かりにくい

大場加奈子=大馬鹿な子である。

変な名前と言われはするが、音だけでは大馬鹿な子という発想までいかない人が意外と多そう。

友人何人かはわかってなかったようで…。

原作知っていたりピンとくる人はピンと来るようだが「大馬鹿な子」ということを伝えることができればよかったと思う。

「私は大馬鹿な子」とセリフを言うシーンが原作であったような気がするからそれを入れるとか。

 

アクションの面

よかったところにアクションを出したが悪かったところにもアクションがある。

悪かったというよりも微妙だったという点で。

アクションは期待していたものよりも良かったのはよかったのだが、演出が海外のアクション映画などで見たことあるような演出でオリジナルティが無かった。

 

普通に楽しむ分では楽しめるのだが、じわじわと笑いがこみあげてくるものがあった。

 

時間が足りてない

10人の殺し屋という名目でやっているが、本来それ以上の話がある。

原作に比較的忠実に殺し屋を出して話が進むが大きな話としては2つあって、それ以外の話が結構駆け足。

そのためスキンのトラウマの理由、過去などが描かれておらず結局スキンはどうしてああなったの?と原作を見ていない人にはなってしまう。

いろいろといい映画なのに時間が足りてなくて少し個人的には評価が下がる。

 

 

小栗旬の無駄遣い

小栗旬が出てくるが一言しゃべってカブトムシを食べる。

次のシーンでは遺体役というもので無駄遣い過ぎて面白かった。

これは悪い点ではないのかもしれないが一応ここに記載しておく。

 

最後のシーンがただの藤原竜也

ボンベロとしての髪型をしているから基本的には映画の役の藤原竜也なのだが、一番最後に出てくるシーンでは普通の格好をしている青年として出てくる。

そのシーンが普段のテレビ番組とかで見る藤原竜也だったのが面白かったが、賛否両論だろうと感じた。

 

 

まとめ

いろいろとバタバタするようなことや、命にかかわることがあったっため記事にするのが遅くなり公開終了直前だと思うが一応記事にした。

 

見て損はない実写化作品だと思うので是非映画館で見てほしい。