コーラで晩酌

音楽とかギターとか初心者に向けた教則記事だったりコラムだったりエッセイだったり

何が何でも出勤しなければいけない風潮

関西で地震が発生し関西に住まわれている方は大変な思いをしている状態だと思います。

先日の地震が本震といは限らないので注意し、本震が来ても対応で可能な限り対応できるように備えていてください。

来なかったら良かったということで。

 

地震や自然災害で電車が止まるということはまれにあります。

そういったものがあっても中々止まらない路線もありもします。

 

電車が止まってしまっては出勤が難しいとなりますが、それでも出勤しろと言われることがあるというのが日本の社会の現状です。

 

私はそれがとても非効率なことだと思って仕方ありません。

 

 

電車が止まって出勤が出来ない状態というのは、電車が動けないほどのことが起きてしまったということです。

地震にしろ、防雨にしろ。

それだけ危ない状況が出来ているのです。

 

その中危険を冒してまで出勤するというのはどうかと思うのです。

確かに出勤中の怪我というのは労災として扱われます。

扱われるからと言ってリスクをとる必要性が感じれません。

 

仮に無理して出勤し、怪我してしまいしばらく仕事が出来ない状態になったとします。

危険を冒してまで8時間の為に出勤させようとした結果、それ以降数週間の仕事に支障をきたしてしまうということになりかねないのです。

出勤時だけではありません。

退勤時にもそれは言えるので8時間の為に来て、その後数週間の仕事に支障をきたすということになりかねない。

 

地震という災害の場合

地震の場合はもっと違ったものになるでしょう。

地震が発生した場合、その地震が本震か余震かなんて判断がつきません。

ひどい地震でも余震の場合はあります。

地震が発生した段階で、自宅待機や退勤という扱いにすれば本震に備えて準備をするといったことも可能になります。

 

地震で大災害が起きた場合、その後立て直すまでは仕事どころじゃない可能性が高いのです。

これを一番思っています。

東北大震災の際の津波に飲まれた地域、原発付近の地域。

熊本大震災の被害の大きかった地域。

こういった地域の人に関しては自身の後しばらくは避難所生活を余儀なくされたり、生きていくのに必死な状態で仕事どころではないと思います。

 

それこそ、無理して出勤し8時間働いたところでその後の仕事どころでない状況になるのだったらわざわざ危険な中働きに行く意味があるのかと思うのです。

 

出勤しなくてはいけない人もいる

無理して働く必要がないと思う中でも、災害自こそ無理して働く必要がある人もいるのが現状です。

医者、看護師、消防などの人の生命に関わる仕事です。

本人たちもそれどころじゃないのでしょうが、人の命を助ける仕事の為働いてくれています。

それには感謝をしなければならないものです。

ひとまとめにして働きに行く意味があるのかと否定することはできません。

 

そういった人の命に関わる仕事の方は偉大ですし、働いてくれるので多くの人の命が助かります。

人の命を助けてくれるそういった職業の方の負担を増やさないためにも、災害時に無理に働きに行くということは辞めた方がいいのではと思うのです。

 

地震が発生したら自宅待機してもらい、そのまま何も起きなければよかったということで翌日より仕事を再開してもらう。

再度大きな地震が起きた場合は避難に専念してもらうというのが良いと私は思うのです。

 

何より、1日穴が開いただけで納期に支障きたすようなスケジュールを組まなければならない状況などであれば、そのスケジュール管理をやっている部署や、上に問題があることでしょう。